百貨店業界で1人勝ちの新宿伊勢丹 強さの秘密は? | 人生の水先案内人

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2012.12.16 11:45

「定点観測をしていれば景気が読める」「10分あれば報道の真相がわかる」震災の復興シナリオから企業の大型合併、不況下で高い利益率を誇る業界の仕組みまで、世の中の事象を正しく見るコツを数字のプロが解説する。

 



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小宮コンサルタンツ代表取締役 小宮一慶(こみや・かずよし)

1957年、大阪府生まれ。

81年京都大学法学部卒業後、

東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。

岡本アソシエイツなどを経て、96年小宮コンサルタンツ設立。

『数字で考える習慣をもちなさい』

『「1秒!」で財務諸表を読む方法』など著書多数。

 

伊勢丹新宿店といえば日本で1、2の集客力と売り上げを誇る百貨店です。


日本で一番○○が売れる」という売り場がたくさんありますが、なかでも特徴的なのは紳士服の中高級ゾーンの売り上げが大きいことです。

 

「失われた20年」といわれる景気低迷の中、家庭で何が最初に節約の対象になるかといえば、お父さんのスーツです。


結果、どこの百貨店でも紳士服売り場が縮小されて、ミドルより少し上のアッパー層の男性が服を買う場所が百貨店からなくなってしまった。

 

伊勢丹新宿店はかつて「ヤングカジュアルが日本一売れる」といわれたヤングファッションの聖地ですが、いまでも品揃えから売り場づくりまで、充実ぶりは抜きん出ています。

 

そして百貨店で一番売れないといわれる紳士服売り場でも、

1人勝ちの結果を出しているところに伊勢丹の強さの秘密が

あるように思います。


(小宮コンサルタンツ代表取締役 小宮一慶 構成=小川 剛 

撮影=市来朋久)

 

※すべて雑誌掲載当時



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