2012.12.14 05:00
□鴨頭嘉人氏 2012アチーブメントアワード優勝者
1日に開かれた「アチーブメントアワード2012」で大賞に輝いた鴨頭嘉人氏に受賞の喜びや今後の抱負、アチーブメントの講座受講を通じて自分がどうに変わったのか、などについて聞いた。
◇
--大賞を受賞した感想は
「今回の受賞は決して一人ではできなかった。
大賞を受賞できたのは私を支え背中を押し続けてくれた多くの仲間のおかげだと思ってる。
講座を学び始めの頃は自分が成功したい、自分のビジネスを成功させたいと思っていたが、
学び続けていくうちに、自分だけが良くなるのではなく、周りの成功があってこそ自分の成功があるという、人と分かち合う喜び、大切さを実感した」
◆「人は誰でも変われる」
--勝因は何か
「一言でいえば、優勝すると決めていたからだ。
アチーブメントでも習うが、やりたい、できたらいいな、程度の気持ちで取り組んだことは達成できない。
やると決めたことは時間のズレはあるものの、必ず達成できた。
大会の存在を知ったときから、自分が優勝すると思ったことが勝因だったと思う」
--アチーブメントの講座などで気に入っているものは
「私が一番好きな言葉は『人は誰でも変われる。いつからでも良くなれる』という青木社長の言葉だ。
このメッセージを聞いたときは止めどなく涙があふれ、自分でも成功できるんだと思った。
当時私は独立後で、不安で不安で仕方なかった。
前職のマクドナルド時代は優れた業績を挙げ続け、表彰されたことも数多く、自分の力に絶対の自信を持っていた。
しかし独立後、過去の成功体験が全く通用しないことが分かった。
大きな挫折だった。
この時に出合ったのがこの言葉だった。
また『成功は技術である』という言葉にも衝撃を受けた。
成功者とは世の中のトップ5%ぐらいで、競争に勝ちこの5%の枠に入らなければ決して成功できないと思っていたが、青木社長は『成功は技術』だという。
『技術』は誰でも学べば手に入れられるから、正しく学べば誰でも成功できるという教えだ。
だから私はここで学んで成功すると決めた」
--今回一番伝えたかったことは
「『感謝』だ。
人は成功したい、幸せになりたいと誰しも思うが、自分だけのことを考えるのではなく、この人のために、と考えれば何十倍も何百倍ものエネルギーが出る。
これは実体験だ。
だから、チームのみんなに『感謝』している」
◆評価された人は頑張る
--今後の抱負は
「『サービス業で世界中の人を幸せに!』が、私が生涯かけて伝えていきたいこと。
そのために、サービス業で顧客のために頑張っている人を認めて、勇気づけて、ハッピーにしてあげる『ハッピーマイレージ』活動を全国に広めたいと思う。
元気な、明るいサービスを受けた、サービスに感動した、ハッピーになれたと、感じた顧客が、サービスしてくれた人に『Happy Mileage』カードを感謝を込めて渡す活動だ。
サービス業の人は、顧客を元気にしたい、笑顔にさせたい、ハッピーにさせたいという気持ちで仕事をしている。しかし、当の本人たちは、自分がそんな素晴らしい仕事をしているとは思っていない。
認識している人は1割もいないのではないか」
「本当に顧客のために働きたいとか、顧客の役に立つのがうれしいと感じる人は、特別な体験をしている。
特別な体験とは、顧客に『承認』された体験だ。
顧客から『ありがとう』『とても良かった』と言われたことがある人とそうでない人の意識レベルは全然違う」
「良いサービスを評価する。評価された人はもっと頑張る。
顧客はさらにハッピーになる。これを世の中の仕組みとして作る。
将来はこれをポイント化して、承認した人承認された人どちらもポイントがたまっていき、“年間ポイントランキングNo.1”の人を選ぶようなイベントも仕掛けたいと思う」
◇
【プロフィル】鴨頭嘉人
かもがしら・よしひと 1966年生まれ。
19歳で日本マクドナルドにアルバイトとして入社し、
4年間勤務したあと正社員に。
30歳で店長に昇進。
顧客満足度、従業員満足度、セールス伸び率の3部門で日本一を獲得し、
最優秀店長として表彰される。
最優秀コンサルタント、米国プレジデント・アワード、
米国サークル・オブ・エクセレンス・アワード等、
マクドナルドグループにおける国内外の全アワードを受賞。
2010年9月、「サービス業で世界中の人を幸せに!」をミッションに、
ハッピーマイレージカンパニーを創設。
12年9月、『人生で大切なことはみんなマクドナルドで教わった』
(新潮社)を出版。