11月28日(ブルームバーグ):
東京株式相場は5日ぶりに反落して始まった。
米国の「財政の崖」回避に向けた交渉への懸念や為替の円安一服を受け、
東証1部売買代金上位ではキヤノンや東芝など輸出関連株が下落。
鉄鋼など素材関連や海運株も安く、米金融株安の流れを受け保険、
証券株も軟調だ。
TOPIX の始値は前日比4.23ポイント(0.5%)安の777.37、
日経平均株価 は47円82銭(0.5%)安の9375円48銭。
東証1部業種別33指数 の下落率上位は証券・商品先物取引、鉄鋼、海運、保険、電機、非鉄金属、機械、鉱業など。
石油・石炭製品、ガラス・土石製品、小売は堅調に推移する。
売買代金上位ではアイフル、不動テトラ、TDK、コマツ、富士紡ホールディングスが下落。ディー・エヌ・エー、旭硝子、味の素は高い。
米民主党のリード上院院内総務は27日、財政の崖に対する民主、共和両党の交渉が「ほとんど進展していない」ことを明らかにした。
解決まで数週間しか残されておらず、無駄話をやめ、具体的な議論を始める必要があるとしている。
ただ、減税失効と自動的な歳出削減が年明け以降に重なる財政の崖からの転落を共和党が許すことはないとも見ているとし、先行きは「極めて楽観」していると言う。
午前の為替市場では1ユーロ=106円20銭台、1ドル=82円10銭台での動き。
きのうの東京株式市場の終値時点は106円88銭、82円30銭で、急激な円安の勢いは一服しつつある。
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更新日時: 2012/11/28 09:14 JST