ソフトバンク、米携帯電話3位のスプリント・ネクステル買収を発表 1.5兆円投じ70%株主に  | 人生の水先案内人

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2012.10.15 17:41


ソフトバンクは15日、米携帯電話3位のスプリント・ネクステルを買収することで合意したと発表した。


買収金額は201億ドル(約1兆5709億円)で、最終的にソフトバンクはスプリントの発行済み株式の約70%を取得する。


買収額のうち121億ドル分は市場から買い取り、残り80億ドル分はスプリントが発行する新株を引き受ける。


両社合計の携帯電話契約数は9000万件を超える通信グループが誕生する。

 

買収手続きは来年半ばに終わる見通し。


スプリント新社の最高経営責任者(CEO)は現在のスプリントのCEOであるダン・ヘッセ氏が就任する。


スプリントの本社はカンザス州オーバーランドパークから変更しない。

 

孫正義社長は同日の都内で開いた記者会見で、「(米国への挑戦は)様々なリスクがあり決して簡単なものではないが、もっと大きなリスクになる」と話した。

 

米国の携帯電話市場は、契約数がともに1億を超えるAT&Tとベライゾン・コミュニケーションズが2強を形成。


3位のスプリントは赤字が続くなど苦戦が強いられている。


しかも、高速データ通信サービス「LTE」に対応するための設備投資負担が増加している。


今月3日には独通信大手、ドイツテレコム傘下で米携帯電話4位のTモバイルUSAは同5位のメトロPCSコミュニケーションズとの合併で合意するなど、再編の動きが出ている。

 

ソフトバンクは国内で2006年に英ボーダフォンの日本法人を買収後、約6年で累計契約数を2倍の3000万件に伸ばした成功体験を米国で活かし、スプリントの競争力の向上を目指す。