9月20日(ブルームバーグ):
欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
表はロンドン午後6時現在。
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.2942 1.3049 ドル/円 78.35 78.38 ユーロ/円 101.39 102.28 株 終値 前営業日比 変化率 ダウ欧州株600 274.50 -.40 -.1% 英FT100 5,854.64 -33.84 -.6% 独DAX 7,389.49 -1.27 .0% 仏CAC40 3,509.92 -21.90 -.6% 債券 直近利回り 前営業日比 独国債2年物 .04% -.03 独国債10年物 1.57% -.05 英国債10年物 1.80% -.05 商品 直近値 前営業日比 変化率 金 現物午後値決め 1,758.50 -8.25 -.47% 原油 北海ブレント 109.27 +1.08 +1.00%
◎欧州株式市場
20日の欧州株式 相場は反落。
これで今週に入り、ストックス欧州600指数が上昇したのは前日のみとなった。
この日発表の9月の中国製造業購買担当者指数(PMI)は11カ月連続の活動縮小を示唆し、世界景気の鈍化が深刻化しているとの懸念が強まった。
ストックス欧州600を構成する19の業種別指数では、鉱業株指数が最も下げた。ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは2%の値下がり。
メルセデス・ベンツ・カーズ部門の減益見通しを明らかにした。
ベルギーの通信会社テレネット・グループ・ホールディングは13%の大幅高。
米リバティー・グローバルによる総額25億ドルでの未保有株買収提案が手掛かり。
ストックス欧州600指数 は前日比0.2%安の274.50で終了。
6月4日に付けた年初来安値は依然として17%上回っている。
欧州中央銀行(ECB)による無制限の国債購入計画や、米連邦公開市場委員会(FOMC)の量的緩和第3弾決定が相場の支え。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)傘下のクッツで
最高投資責任者(CIO、欧州担当)を務めるノーマン・ビラミン氏は、
「中銀の決定は必要なものではあったが、ここ数年続いている危機から完全に脱出するにはまだ十分ではない」と指摘。
「本当に必要なのは成長だ。
財政面で一段の取り組みが必要だと思われる。
それがなければ、相場がここから継続してかなり高くなっていくのは本当に大変だろう」と付け加えた。
ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで語った。
英HSBCホールディングスとマークイット・エコノミクスが発表した9月の中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値は47.8。
8月は47.6(改定値)だった。
PMIは50が製造業活動の拡大と縮小の境目を示す。
同日公表のユーロ圏の9月の総合景気指数は45.9と、
2009年6月以来の低水準となった。
この日の西欧市場では、18カ国中12カ国で主要株価指数が下落した。
原題:European Stocks Drop for a Third Day inFour on Chinese Output
(抜粋)
◎欧州債券市場
20日の欧州債市場ではドイツ10年債が4日続伸。
スペインの3年債入札で応札倍率が低下したことを背景に、域内で最も安全とされるドイツ国債の需要が高まった。
ドイツ10年債相場は、今月に入ってから最長の連続高。
この日発表された9月のユーロ圏総合景気指数が低下し、3年3カ月ぶりの水準となったことも手掛かり。スペイン国債は下落。
同国が救済を要請するとの見方から、前日までは買われていた。
フィンランドは最上級格付けを失う恐れがあるとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が指摘したものの、同国の国債は堅調だった。
コメルツ銀行のストラテジスト、マイケル・ライスター氏(ロンドン在勤)は「安全を求める需要は引き続きしっかりとある」と述べ、
「ドイツ10年債の利回りが上昇し1.8%に到達するのは、
先週みられたほど容易ではない」と続けた。
ロンドン時間午後4時12分現在、
ドイツ10年債利回り は前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
低下の1.57%。
同国債(表面利率1.5%、2022年9月償還)価格は0.44上げ99.325。
スペインは指標銘柄となる2015年10月償還の3年債を39億4000万ユーロ発行した。
平均落札利回りは3.85%。6日の前回入札時は3.68%だった。
応札倍率は1.56倍で、前回の1.76倍を下回った。
10年債も8億5800万ユーロ発行された。
スペイン10年債は入札後に下落し、利回りは8bp上昇し5.78%。
イタリア10年債利回りは7bp上げて4.99%。
原題:German Bonds Rise 4th Day as Demand Drops atSpanish Note Sale(抜粋)
◎英国債市場
20日の英10年債 相場は4日続伸し、利回りは1週間ぶり低水準となった。
経済統計で中国や英国の景気鈍化の兆候が示され、比較的安全とされる資産を求める動きが強まった。
ユーロ圏のサービス業と製造業を合わせた活動を示す指数が9月に3年3カ月ぶり低水準に落ち込んだほか、8月の英小売売上高が4月以降で初めて減少したことが手掛かり。
英公債管理局(DMO)は入札で5年債を45億ポンド発行した。
インベステック銀行(ロンドン)のアナリスト、ブライアン・バリー氏は
「世界経済の底流にある健全性に再び注目が集まった」とし、
「このため、英国債やドイツ国債など安全と見なされる
資産のパフォーマンスは、比較的リスクの高い資産を上回った」
と続けた。
ロンドン時間午後4時45分現在、
英10年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.80%。一時は1.78%と、12日以来の低水準となった。
同国債(表面利率1.75%、2022年9月償還)価格はこの日、0.43上げ99.58。
英政府統計局(ONS)が発表した8月の小売売上高指数 (燃料含む)は前月比0.2%低下。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト22人の調査中央値では0.3%低下が見込まれていた。
英5年債も4日続伸。利回りは3bp下げて0.79%となった。
DMOによると、
2017年9月償還の国債入札で平均落札利回りは0.802%。
7月4日の前回入札では0.942%だった。
原題:U.K. Gilts Advance for Fourth Day Amid Signsof GlobalSlowdown(抜粋)
更新日時: 2012/09/21 04:06 JST