9月19日(ブルームバーグ):
ギリシャはロンドンやベオグラードの在外公館や代表事務所の入った
建物の売却を計画している。
事情に詳しい関係者2人が明らかにした。
同国は国際的な追加支援を確保するために資産売却を急いでいる。
情報が非公開だとして匿名を条件に語ったこれら関係者によると、
売却対象はこれまで国内の不動産に限定されていたが、
今ではロンドンの高級住宅地、ホランドパークの公使官邸のほか、
ブリュッセルやベオグラードの事務所ビルも含まれる。
このほか、アテネ郊外のタトイ離宮も
売却またはリースに出される可能性があるという。
ギリシャは2400億ユーロ(約24兆5700億円)の国際支援を受ける条件として、2020年までに資産売却を通じて500億ユーロを調達すると確約している。
同国の国有資産開発基金は先週、資産売却を加速させる方針を明らかにした。
アテネ訪問中の査察団は、ギリシャが直近の支援金を受け取れるかどうか
見極めようと、状況を検証している。
資産売却プログラムを通じてギリシャがこれまで確保したのは約18億ユーロにとどまっている。
欧州当局者らは債務削減に向けたギリシャ政府の取り組みが遅すぎると批判している。
今年に入って何カ月にもわたった債務再編交渉のほか、2度の総選挙で
ユーロ圏離脱の恐れが生じたことにより、資産売却は遅れている。
国有資産開発基金は今年中に3億ユーロ相当の資産売却を完了できると
見込んでいる。
原題:Greece Said to Plan Sale of Former Royal Estate, LondonHome (2)
(抜粋)
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更新日時: 2012/09/19 23:19 JST