月24日(ブルームバーグ):
米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長は景気をてこ入れするために、FRBにはさらなる行動をとる余地があると述べた。
同議長は下院監視・政府改革委員会のダレル・アイサ委員長(共和、
カリフォルニア州)に宛てた22日付の書簡で、
「金融の状況を緩和し、回復をてこ入れするための追加的な行動をとる余地が金融当局にはある」とした。
バーナンキ議長は、今月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の声明に記述された
「必要に応じて追加緩和策を講じる」という文言を繰り返したほか、
前回の議会証言後の質疑応答で発言したように、
金融政策は「万能薬」ではないとの考えを強調。
景気改善へ向けた措置は政府の他の政策当局者にも取ることは可能だとの認識をあらためて示した。
さらに、金融当局が合計2兆3000億ドル相当の債券を購入した2度の量的緩和(QE)など、
これまでの景気刺激策は「実施しなかった場合より力強い回復を促し、デフレに陥る可能性を阻止した」と正当性を主張した。
バランスシート調整プログラムであるオペレーション・ツイスト
(ツイストオペ)の効果については、
「まだ経済システムに効果が及ぶ途上にある」と指摘。
当局は同プログラムに基づき、6670億ドル相当の短期債売却と償還期間が比較的長い債券の同額購入を進めている。
議長は「金融政策の変更は通常、経済活動に完全に効果が波及するまでに数四半期かかる」と説明した。
原題:Bernanke Sees Further Scope for Easing to Spur Economy (1)(抜粋)
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更新日時: 2012/08/25 02:46 JST