8月20日(ブルームバーグ):欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はロンドン午後6時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.2341 1.2334 ドル/円 79.39 79.56 ユーロ/円 97.98 98.13 株 終値 前営業日比 変化率 ダウ欧州株600 271.50 -1.33 -.5% 英FT100 5,824.37 -28.05 -.5% 独DAX 7,033.68 -7.20 -.1% 仏CAC40 3,480.58 -7.80 -.2% 債券 直近利回り 前営業日比 独国債2年物 .02% +.02 独国債10年物 1.51% +.01 英国債10年物 1.66% -.01 商品 直近値 前営業日比 変化率 金 現物午後値決め 1,615.00 +.25 +.02% 原油 北海ブレント 113.94 +.23 +.20%
◎欧州株式市場
20日の欧州株式相場 は下落。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)が欧州中央銀行(ECB)の国債購入計画に対して批判の声を強めたことが売り材料となった。
債務危機の解決法をめぐる当事者間の溝が鮮明になった。
プラチナ生産大手、英ロンミン は4.6%安。
英サンデー・タイムズ紙の報道によると、南アフリカ共和国で同社が保有する鉱山で死者が出る衝突が発生し、作業停止となったことを受けて、同社は株主割当発行を通じて10億ドルを調達する可能性がある。
世界3位のビールメーカー、オランダのハイネケン は1.6%上昇。
同社はアジア・パシフィック・ブリュワリーズ(APB)の未保有株の買収額を引き上げた。
イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ は上昇した。
ストックス欧州600指数は前営業日比0.5%安の271.50で終了。
同指数は先週、2011年7月以来の高値に上昇していた。
MWBフェアトレード・ウェルトパピエルハンデルスバンクの
株式トレーダー、アンドレアス・リプコウ氏(フランクフルト在勤)は
「過去数日間はかなり上昇したので、ここで若干の値固めが入るのは
自然な流れだ」と述べ、
「誰もがECBの行動について考えをめぐらせており、
重要な金融政策会議が近日中に開催される。
一部投資家による利益確定売りは定石通りの展開だ」と続けた。
20日の西欧市場では、16カ国で主要株価指数が下落した。
今月承認された法律によれば、モンテ・デイ・パスキは同行が発行し、
イタリア政府が引き受ける債券34億ユーロ相当について、通期の損益が
赤字となった場合、金利相当分を財務省に株式で支払う必要がある。
原題:European Stocks Decline as Bundesbank CriticizesECB Bond Plan
(抜粋)
◎欧州債券市場
20日の欧州債市場でスペイン10年債相場が上昇し、利回りは7週ぶり低水準となった。
欧州中央銀行(ECB)が高債務国の国債利回りの上限設定に近づきつつあるとの楽観が高まった。
ドイツ誌シュピーゲルはECBが利回り上限を守るため国債を購入する用意があると情報源を明示せずに報じた。
これを受け、ドイツ国債は3営業日ぶりに下落。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)が月報でECBの国債購入計画が「無制限」となりかねないとし、ECBへの批判を強めたことを背景に、スペインとイタリアの国債は上げ幅を縮小した。
INGグループの先進国市場債券責任者パドライク・ガービー氏(アムステルダム在勤)は、「周辺国の国債スプレッドを押し下げるため、市場ではシュピーゲル誌のような材料が求められている」と語った。
ロンドン時間午後4時17分現在、
スペイン10年債 利回りは前週末比15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
低下の6.29%。
一時は6.16%と、7月2日以来の低水準を付けた。
同国債(表面利率5.85%、2022年1月償還)価格はこの日、1.035上げ96.89。
スペイン2年債利回りは18bp下げ3.59%。
5月8日以来の最低となる3.36%まで低下する場面もあった。
7月25日にはユーロ導入以後の最高となる7.15%に達していた。
スペインのデギンドス経済・競争力相は18日、
スペイン通信(EFE)とのインタビューで、ECBに流通市場で無制限の
国債購入を行うべきだと呼び掛けた。
ECBはこの日、ユーロ圏諸国の国債利回りの目標を設けるいかなる計画も協議していないと言明した。
スペイン10年債の同年限のドイツ国債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は16bp縮小し478bp。
ドイツ10年債利回りは1.50%で、前週末からほぼ変わらず。
一時は1.58%まで上昇した。2年債利回りは2bp上げてマイナス0.025%。
原題:Spanish Bond Yields Fall to 7-Week Low on ECBIntervention Bets
(抜粋)
◎英国債券市場
20日の英国債市場では10年債利回りが6週間ぶりの高水準に達した。
欧州中央銀行(ECB)が各国の国債利回りに上限を設定する準備を進めていると、ドイツ誌シュピーゲルが報じたことが手掛かり。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)がその後、ECBによる国債購入計画への批判を強めたことから、英国債は下げを埋める展開となった。
英10年債に対するスペイン10年債の利回り上乗せ幅(スプレッド)は7月3日以降で最小の幅となった。
インベステック銀行(ロンドン)のアナリスト、ブライアン・バリー氏は
「英国債は引き続きユーロ圏の動向に
大きな影響を受けている」と語った。
ロンドン時間午後5時現在、
英10年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
低下の1.66%。
一時は1.73%と、7月5日以来の高水準を付けた。
同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格はこの日、0.065上げ120.535。
シュピーゲル誌は前日、ECBが次回政策委員会で各国の国債利回りに上限を設定する可能性があると、情報源を明示せずに報じた。
ECBは当局者が協議した事実はないと、これを否定した。
ブルームバーグと欧州証券アナリスト協会連合会(EFFAS)がまとめた
指数によると、英国債の年初来のリターンはプラス2.8%。
これに対しドイツ国債は3%、米国債は1.3%となっている。
原題:Gilt Yields Reach 6-Week High on Bets ECB to CapBorrowing Costs
(抜粋)
ニューヨーク・ニューズルーム 1-212-617-3007
更新日時: 2012/08/21 03:08 JST