2012.8.16 05:00
製紙業界4位の大王製紙と5位の北越紀州製紙は15日、大王の創業家から大王の株式を北越紀州が買い取り、発行済み株式総数の22.29%(議決権ベース)を保有する筆頭株主になったと発表した。
大王は北越紀州の持ち分法適用会社となり、王子製紙、日本製紙グループ
本社に次ぐ3位連合が誕生した。
大王は、創業家出身の井川意高(もとたか)元会長による巨額借り入れ事件
を機に経営陣と創業家が対立。
事態収拾のため北越紀州が仲介に入り、6月下旬に大王との資本提携に
合意していた。
また、大王は15日、総額約106億円のうち約53億円が未払いだった井川
元会長への貸付金が全額返済されたと発表した。
創業家側が株式を売却して得た資金などを充てたとみられる。
さらに、大王の製造子会社18社の株式を創業家から北越紀州が買い取り、
大王に譲渡する手続きが完了。
大王グループは事件前の37社体制に戻り、
「お家騒動」に終止符が打たれた。