リーマン、好機狙い活発に不動産売買-債権者への弁済に向け | 人生の水先案内人

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8月14日(ブルームバーグ):


米ハワイのマンションへの投資やモンタナ州での住宅購入、マイアミビーチにある高級ホテルのセタイホテルでの宿泊を望んでいるなら、ある企業に全て問い合わせるといい。


それはリーマン・ブラザーズ・ホールディングスだ。


不動産投資が急増する中で起きた米国史上最大規模の破綻 劇から4年。


リーマンは依然として不動産事業を手掛けており、世界各地の不動産抵当権や資産から約129億ドル(約1兆100億円)を回収できると見込んでいる。


同社は今年、集合住宅ビルを保有するアーチストーンの未保有株53%を30億ドルで取得。


調査会社リアル・キャピタル・アナリティクスによると、これは米国内の商業不動産関連の買収額としては過去1年間で最高だった。


リーマンは破綻以降、不動産に50億ドルを投資しており、貸付金を回収し、共同出資企業を相次いで買収している。


商業・住宅 不動産市場が回復する中、貪欲な投資家に不動産をむやみに売却するのではなく、好機を狙っている。


賃借需要の急増を背景に、先週にはアーチストーンの新規株式公開(IPO)を申請した。


リーマンの不動産部門責任者で同社の清算を手掛ける

企業再生会社アルバレツ・アンド・マーサルのマネジングディレクター、

ジェフリー・フィッツ氏(ニューヨーク在勤)は

「全体的な戦略として、売却しか選択肢がないという状況は避けることにしていた。自分の頭に銃を突き付けて売却に臨み、周囲の人々もそれが分かっていれば、あなたは死んでいるも同然であり、テーブルの上に数億ドルを置いたまま立ち去ることになるだろう」と語る。


リーマンは2016年にかけて530億ドルの調達を目指している。

債権者からの請求額は約3000億ドルに上るが、支払い可能なのは1ドル当たり平均18セントにとどまる見込みだ。


破産手続きからの脱却後、4月には債権者に対し初めて225億ドルを支払った。これは従来の推計を約53%上回る額だった。


原題:Lehman Lives to Pay 18 Cents on Dollar With New Sales:Mortgages

(抜粋)


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更新日時: 2012/08/14 11:29 JST