シャープが主力取引銀行に金融支援を要請した。
業績悪化で自己資本の毀損(きそん)が進む中、
資本提携で合意する台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業グループからの
出資も株価低迷で減額される恐れがある。
来秋には2000億円の転換社債償還も控えている。
資本増強では銀行団を引受先とする劣後ローンなどが有力視されている。
シャープは今秋までに新たな財務体質の改善策や黒字化への道筋などを
示す必要があるとみられ、予断を許さない状況が続く。
【純資産1662億円減】
シャープの取引銀行はみずほコーポレート銀行や
三菱東京UFJ銀行、りそな銀行など。
当面、シャープの経営を支える方針を固めている。
シャープは薄型テレビの販売不振や液晶事業の採算悪化などで
4―6月期に1384億円の当期赤字を計上。