8月6日(ブルームバーグ):
欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はロンドン午後6時現在)
為替 スポット価格 前営業日 ユーロ/ドル 1.2411 1.2387 ドル/円 78.18 78.47 ユーロ/円 97.02 97.19 株 終値 前営業日比 変化率 ダウ欧州株600 266.80 +1.22 +.5% 英FT100 5,808.77 +21.49 +.4% 独DAX 6,918.72 +53.06 +.8% 仏CAC40 3,401.56 +27.37 +.8% 債券 直近利回り 前営業日比 独国債2年物 .06% -.04 独国債10年物 1.40% -.03 英国債10年物 1.50% -.06 商品 直近値 前営業日比 変化率 金 現物午後値決め 1,610.00 +8.00 +.50% 原油 北海ブレント 109.12 +.18 +.17%
◎欧州株式市場
6日の欧州株式 相場は続伸し、ストックス欧州600指数は4カ月ぶり高値を更新した。
ギリシャが同国経済を支える政策努力を強化し、救済条件を順守する必要性でいわゆるトロイカ代表団と合意したことが手掛かり。
トロイカは欧州委員会と欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)で構成する。
銀行株が高く、フランスのBNPパリバは3.8%高。
スイスの高級品メーカー、フィナンシエール・リシュモンは5.2%の値上がり。
4-9月(上期)利益の大幅な伸びを予想し、好感された。
トヨタ自動車が世界販売台数見通しを引き上げたことで、
自動車株も買いを集めた。
ストックス欧州600指数 は前週末比0.5%高の266.80で終了。
先週は2.2%上げ4月2日以来の高値を付けていた。
米雇用統計で雇用者の伸びが市場予想を上回ったことが追い風となった。
クレディ・スイス・グループのストラテジスト、
アンドルー・ガースウェイト氏(ロンドン在勤)は
「政策への悲観は行き過ぎだ」と指摘。
顧客向けリポートで、欧州での
「業績見通し修正は世界市場と比べプラス方向で、
相対的に景気も底入れしつつある」と続けた。
ストックス欧州600指数は先週末で9週連続高となり、週ベースで2006年1月以来最長の上げを記録。
世界の主要中銀が景気支援で追加刺激策を打ち出すとの見方などが相場を支えた。
この日の西欧市場では、休場のアイスランドを除く17カ国中15カ国で主要株価指数が上昇した。
原題:European Stocks Rise Amid Greek, TroikaTalks; Richemont Rallies(
抜粋)
◎欧州債券市場
6日の欧州債市場でイタリアとスペインの2年債相場が4営業日続伸。
10年債のパフォーマンスを上回った。
欧州中央銀行(ECB)が債務危機を鎮めるため年限の短い両国債を購入するとの期待が背景にある。
ドイツ10年債は上昇し、利回りは1カ月ぶり高水準から低下した。
イタリアのモンティ首相がユーロ圏分裂のリスクについて警告したことが手掛かり。
スペイン10年債の2年債に対する上乗せ利回りは過去最大となった。
ECBのドラギ総裁は2日、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)とともにECBが国債を購入する場合は年限が短めの債券が中心になると説明した。
ロイズ・バンキング・グループの債券ストラテジスト、
エリック・ワンド氏(ロンドン在勤)は
「ECBが短期債を購入するとの観測が高まっている」と指摘。
これがスペインとイタリア国債の需要を押し上げたと説明した。
ロンドン時間午後4時12分現在、スペイン2年債利回りは前週末比48ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.48%。
同国債(表面利率4.75%、2014年7月償還)価格は0.9上げ102.38。
10年債利回りは11bp下げて6.74%。
両債の利回り格差 は一時343bpと、
1993年にブルームバーグがデータ集計を開始して以来の最大となった。
イタリア2年債利回りは前週末比8bp下げて3.05%。
10年債利回りは5bp低下し6%。
ドイツ10年債利回りは3bp低下し1.40%。
一時は1.44%まで上げ、先月5日以
来の高水準を付けた。
同年限のフランス国債の利回りは2.11%で、前週末からほぼ変わらず。
原題:Spanish, Italian Notes Advance for 4thDay on ECB Speculation(抜粋)
◎英国債市場
6日の英国債相場は上昇。
統計で住宅市場の低迷が示され、英経済の脆弱(ぜいじゃく)性が浮き彫りとなった。
また、ロイズ・バンキング・グループがまとめた雇用確保についての指数が4カ月ぶり低水準に落ち込み、比較的安全とされる英国債の需要が高まった。
住宅不動産ウェブサイトを運営するライトムーブは、買い手の関心を引くには売り手は価格を引き下げる必要があるかもしれないと指摘。
ロイズの住宅金融部門ハリファクスがまとめたデータによれば、7月の英住宅価格は前月から0.6%下落した。
英経済のリセッション(景気後退)は4-6月(第2四半期)に悪化している。
三菱東京UFJ銀行の為替ストラテジスト
、リー・ハードマン氏(ロンドン在勤)は
「住宅市況の下振れリスクが高まりつつある。景気見通しが悪化しているためだ」と語った。
ロイズ発表の雇用見通しの指数は7月にマイナス51。
6月はマイナス53だった。
雇用確保に関する指数はマイナス19で、4カ月ぶり低水準に落ち込んだ。
10年債利回りは前週末比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.49%。
同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格は0.66上げて122.305となった。
原題:Pound Falls to 1-Month Low Versus Euro onHouse Data; Gilts Rise
(抜粋)
更新日時: 2012/08/07 03:12 JST