8月3日ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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8月3日(ブルームバーグ):

ニューヨークの為替・株式・債券・商品相場は次の通り。

(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.2382   1.2180
ドル/円             78.55    78.24
ユーロ/円           97.25    95.30


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種     13,096.17    +217.29   +1.7%
S&P500種         1,390.99    +25.99    +1.9%
ナスダック総合指数  2,967.90    +58.13    +2.0%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .24%        +.01
米国債10年物     1.57%       +.09
米国債30年物     2.65%       +.10


商品 (中心限月)            終値    前営業日比  変化率
COMEX金(ドル/オンス) 1,609.30  +18.60  +1.17%
原油先物   (ドル/バレル)    91.25  +4.12   +4.73%


◎外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要通貨の大半に対して下落した。

7月の米非農業部門雇用者数は予想以上に伸びたが、失業率は上昇した。


ドルが下げた一方で株式相場は上昇。


米連邦準備制度が景気後押しを図るため量的緩和第3弾(QE3)を発表するとの観測が根強い。


ユーロは対ドルで週間の下げを埋める展開。


債務危機の収束を目指す欧州中央銀行(ECB)が域内の国債購入を計画していることについて、ドイツの議員らが支持する姿勢をにじませたことが好感された。


カナダ・ドルは一時、米ドルに対して5月以来となるパリティー(等価)に上昇した。


バンク・オブ ・ニューヨーク(BNY)メロンの外為担当マネジングディレクター、サマルジット・シャンカー氏(ボストン在勤)は

「リスクのスイートスポットに入った。統計は上振れのサプライズがあったが失業率が上昇したためQE3の可能性も残されているからだ」と指摘。「リスク絡みの動きは非常に変わりやすい。月曜になれば全く違った

様相になるかもしれない」と述べた。


ニューヨーク時間午後2時57分現在、

ドルは対ユーロで前日比1.6%安の1ユーロ=1.2375ドル。

一時1.2392ドルまで下げる場面もあった。


週間では0.4%安となっている。

円に対しては0.5%高の1ドル=78円60銭。


週間ベースでは6月以来の上昇。


円は対ユーロで一時2.2%安の1ユーロ=97円40銭と、6月29日以来の安値に下げた後、97円28銭に戻した。


◎米国株式市場

米株式相場は5日ぶり反発。

7月の雇用統計では失業率が5カ月ぶり高水準に上昇したものの、

雇用者数の伸びは市場予想を上回った。

S&P500種株価指数は5月以来の高値となった。


ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、

S&P500種 株価指数は1.9%高の1390.99。


ダウ工業株30種 平均は217.29ドル(1.7%)上げて13096.17ドル。


ジャネイ・モントゴメリー・スコット(フィラデルフィア)のチーフ投資

ストラテジスト、マーク・ルッシニ氏は雇用統計について、

「連邦公開市場委員会(FOMC)が迅速な行動を迫られるような

兆候は見られない。

それと同時に統計の数字はそれほど良くはなく、

FOMCになお措置を講じる余地があることを意味している。

総じて見れば、今回の統計はまずまずの内容だったといえる」と述べた。


7月の雇用統計によれば、非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比16万3000人増。


ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は

10万人増だった。

前月は6万4000人増と速報値の8万人増から下方修正された。


家計調査に基づく失業率は8.3%と、前月の8.2%から上昇した。


また米供給管理協会(ISM)がこの日発表した7月の非製造業景況指数は

52.6に上昇し、エコノミスト予想を上回った。


◎米国債市場

3日の米国債相場は下落。


朝方発表された7月の米雇用統計で雇用者の伸びが予想を上回ったことから、量的緩和第3弾の観測が遠のいた。


10年債利回り は上昇。

ドイツ連立与党の複数のメンバーから、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が計画するソブリン債購入を阻止しない姿勢が示唆されたことが影響した。


米連邦公開市場委員会(FOMC)は1日発表した声明で

「経済・金融情勢に関する情報を注視し、物価を安定させつつ力強い景気回復および労働市場環境の持続的な改善を後押しするため、必要に応じて追加緩和策を講じる」と記述した。


米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の

モハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)は

「景気は回復しつつあるが、そのペースは漸進的だ」と述べ、「景気は上昇し始めたと言えるほど力強くはない。しかし、金融当局が追加策を講じるほど弱くもない」と続けた。


ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによると、ニューヨーク時間午後2時9分現在、10年債利回り は10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して1.58%。


同年債(表面利率1.75%、償還期限2022年5月)は29/32下げて101 18/32だった。


◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場は反発。

約1週間ぶりの大幅高となった。米失業率が予想に反して上昇したことが手掛かり。


米労働省の発表によると、家計調査に基づく7月の失業率は8.3%。


ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中央値は8.2%だった。


非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は予想を上回る伸びとなった。


失業率が上昇すれば米金融当局が緩和措置を強化し、インフレが高まるとの見方がある。


RJオブライアン・アンド・アソシエーツのシニア商品ブローカー、

フィル・ストライブル氏(シカゴ在勤)は電話インタビューで、

「当局は失業率を非常に注視しており、それが追加緩和の時期を

決めると市場はみている」と指摘。

「当局が追加措置を発表する前に金を買う動きも見込まれる」と述べた。


ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比1.2%高の1オンス=1609.30ドルで終了。

先月25日以来の大幅上昇となった。週間では0.8%値下がり。


◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油先物相場は急反発。約1カ月ぶりの大幅高となった。


米経済指標で雇用者数の伸びが市場予想を上回ったほか、非製造業部門の景況感が改善したことから、米国経済に対する楽観的な見方が強まった。


米労働省が発表した非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は

前月比16万3000人増加した。


米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業景況指数は前月から

小幅上昇した。


米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、熱帯暴風雨 「エルネスト」はこの週末にハリケーンへと発達する可能性がある。


ストラテジック・エナジー・アンド・エコノミック・リサーチ

(マサチューセッツ州ウィンチェスター)のマイケル・リンチ社長は

「2つの経済統計が非常に前向きな内容で、市場はそれに反応している」と指摘。

「経済成長が示唆されれば、原油は買われる。市場が閉まっている間にエルネストが勢力を強める可能性もあり、そのリスクも意識された」と述べた。


ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物9月限は前日比4.27ドル(4.90%)高の1バレル=91.40ドルで終了。

終値では先月20日以来の高値となり、6月29日以来の大幅上昇となった。

週間では1.4%値上り。


更新日時: 2012/08/04 06:09 JST