8月2日きょうの日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の午前終値は | 人生の水先案内人

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8月2日(ブルームバーグ):

きょうの日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の午前終値は以下の通り。

自動車株

トヨタ自動車 (7203)が前日比3.3%高の3105円、

日産自動車(7201)が2.2%高の749円など。

1日発表の7月の米国自動車販売で、トヨタは前年同月比26%増、日産は16%増を記録。

それぞれアナリスト予想の25%増、15%増を上回った。米自動車業界分析会社オートデータによると、7月の業界全体の米自動車販売台数は季節調整済み年率換算で1410万台となり、ブルームバーグがまとめたアナリスト16人の予想平均と一致。

自動車業界全体ではこれまでのところ、今年は2007年以降で最も好調に推移しており、米販売の回復ぶりが好感されている。

輸送用機器 は東証1部業種別上昇率の上位に並んだ。


イビデン (4062):7.6%高の1333円。

セラミック事業の不振が利益を押し下げ、4-6月営業利益は前年同期比6.2%減の38億9300万円だった。

会社側では為替差損などを見込んで経常利益や当期利益の通期予想を引き下げる一方、営業利益については従来予想を維持した。

同時に発行済み株式数の3.3%にあたる500万株(金額90億円)の自社株買いも発表。

シティグループ証券では、4-6月営業利益は会社計画や同証券予想の30億円を上回って着地したと評価。

4-6月の順調な滑り出しや7-9月に向けての収益見通しの良好さに加え、自社株買いの発表もあって株価は上昇しようとの見解を示した。


東京電力 (9501):11%高の142円で、東証1部値上がり率2位。

4-6月決算短信において、財務体質が大幅に悪化していたことに伴う

「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消した。

原子力損害賠償支援機構法による支援スキームが進行していることなどが

要因。

ゴールドマン・サックス証券は1日付のリポートで、記載解消によって同社の

経営が安定化したと言えると評価した。

なお、電気料金の値上げ幅を圧縮したことなどから、13年3月期の純損失予想については1600億円(従来は1000億円)に下方修正した。


京セラ (6971):6.7%高の6520円。

4-6月に計上した米子会社AVXによる環境汚染浄化関連の費用などを主因として、2013年3月期営業利益予想を従来の1400億円から1187億円(前期比22%増)へ下方修正した。

ただ、クレディ・スイス証券では、AVXのリスクは会社から発表されておりサプライズはないとし、追加損失リスクはあるが一時費用で中期的な株価形成に対する影響は軽微と分析。

投資判断の「アウトパフォーム」を継続した。


あおぞら銀行 (8304):10%高の196円。

公的資金完済への道筋を確かにすることや新たな資本政策を含む総括的な計画について、主要株主との合意が近づいてきたとして、臨時株主総会の基準日を8月17日とすると2日午前発表。

公的資金返済による経営自由度の高まりなどに対する期待感が先行した。


キッコーマン (2801):5.4%安の943円。

4-6月営業利益は前年同期比5.4%減の49億円だった。

クレディ・スイス証券は、同証予想54億円を下回り、短期的な株価へのインパクトはややネガティブ、と指摘。

海外事業は堅調だが、会計上の一時的要因などで業績の見栄えは想定より弱いとしている。


ゼンショーホールディングス (7550):1.7%安の978円。

4-6月営業利益は前年同期比57%減の21億600万円だった。

コア事業の牛丼カテゴリー「すき家」の既存店売上高が震災からの早期復旧で増収となった前年の反動から減少したほか、食材価格の上昇、防犯強化のための深夜時間の複数人体制による人件費増加も負担となった。


東芝テック (6588):5.2%高の301円。

4-6月営業利益は前年同期比45%増の29億700万円となった。

国内市場向けPOSシステムなどシステムソリューション事業の好調で増収を確保し、海外事業での円高のマイナス影響を吸収した。

また同社は、米IBMのリテール・ストア・ソリューション事業の取得を1日付で実施した、とも発表。

営業増益や事業買収を評価した買いが膨らんだ。


宇部興産 (4208):4.2%高の174円。

4-6月営業利益は前年同期比30%減の60億7600万円だった。

世界的な景気減速で化成品・樹脂が落ち込んだほか、電子情報材料分野の需要回復遅れから機能品・ファインも不振だった。

ただ、ゴールドマン・サックス証券では、4-6月決算は想定線だとした上で、市況低迷かつ定期改修時期でありながら化成品・樹脂は黒字を維持したことや、セメントや機械、医療向けなどが期待通りの利益を挙げていると分析。

大崩れしない業績を確認できた点は前向き評価だとし、投資判断の「買い」を継続した。


GMOインターネット (9449):3%高の413円。

12年12月期 営業利益予想を84億円から90億円へ増額修正した。

WEBインフラ・EC事業やインターネットメディア事業、インターネット証券事業の1-6月までの好調な業績動向を踏まえたとしている。

子会社GMOクリックホールディングスがFXプライム(8711)の公開買い付けを行って 連結子会社とすることも発表。

業績好調に加え、FXプライムが持つ上場企業としてのブランド力や信用力を取り込むことも追い風となった。

1日終値が195円だったFXプライムは、TOB価格410円にさや寄せする格好で48%高の288円。


東邦チタニウム (5727):5.4%高の903円。

4-6月営業損益は4億5100万円の黒字に転換。

前年同期は3700万円の赤字。チタンを多用する新型航空機ボーイング787の引渡しが本格化したことに加え、販売価格の上昇も寄与し、金属チタン事業の利益が大きく伸びたことが要因。


帝人 (3401):1.8%安の224円。CLSAは投資判断を「アウトパフォーム」から「アンダーパフォーム」引き下げた。

中国在庫が高水準で需要も強くないようだとし、今下期の事業環境について会社側より慎重にみると1日付英文リポートで指摘した。

同証券の今期営業利益予想は370億円で、会社計画430億円に対して下振れを想定。


アステラス製薬 (4503):1.1%高の3810円。

きのうの午後に発表した4-6月決算を受けてシティグループ証券では、過活動ぼうこう治療薬ミラべトリック、抗がん剤エンザルタミドの承認・発売を控え、中期的な再成長期が始まろうとしていると見て、セクター内でのトップピックを維持した。

4-6月期営業利益は前年同期比8.4%増の529億円だった。


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東京 長谷川敏郎 thasegawa6@bloomberg.net  


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更新日時: 2012/08/02 12:20 JST