7月20日欧州の為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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7月20日(ブルームバーグ):欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。
(表はロンドン午後6時現在)

為替 スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル 1.2169 1.2281
ドル/円 78.50 78.59
ユーロ/円 95.53 96.51


株 終値 前営業日比 変化率
ダウ欧州株600 258.17 -3.69 -1.4%
英FT100 5,651.77 -62.42 -1.1%
独DAX 6,630.02 -128.37 -1.9%
仏CAC40 3,193.89 -69.75 -2.1%


債券 直近利回り 前営業日比
独国債2年物 .07% -.02
独国債10年物 1.17% -.05
英国債10年物 1.49% -.04


商品 直近値 前営業日比 変化率
金 現物午後値決め 1,576.25 -7.75 -.49%
原油 北海ブレント 106.40 -1.40 -1.30%

◎欧州株式市場
20日の欧州株式相場は反落。

スペイン国債が下落してドイツ債に対する利回り格差が過去最大に拡大したことで、ユーロ圏債務危機の深刻化が懸念された。ただ、ストックス欧州600指数は週べースでは7週連続高となった。

携帯電話サービスの英ボーダフォン・グループが1.7%安。

4-6月のサービス収入が市場予想を下回った。

フィッチ・レーティングスが格下げしたフィンランドの携帯電話メーカー、ノキアは7.4%の値下がり。

一方で、スウェーデンのトラックメーカー、スカニアは3.9%上昇した。

ストックス欧州600指数は前日比1.4%安の258.17で終了。

週ベースでは0.8%上昇して、2006年1月以来最長の上げとなった。

予想を上回る企業業績が支えた。


スピロ・ソブリン・ストラテジー(ロンドン)のマネジングディレクター、ニコラス・スピロ氏は「国内では国債需要が減退、外国人投資家は昨年末から急速に資金を引き揚げているという内外挟み撃ちの状態で、スペインの調達市場アクセス能力は脅かされている」と電子メールで指摘。「当面、投資家の心配事はスペインに集中するだろう」と記した。

ユーロ圏諸国の財務相らはこの日、スペインの銀行救済向けの最大1000億ユーロの金融支援を最終承認。しかし、同国の国債は下落。

同国政府は来年の経済成長率見通しをマイナス0.5%に下方修正し、来年に入ってもリセッション(景気後退)が続くとした。

4月時点ではプラス0.2%を見込んでいた。

この日の西欧市場では、アイスランドとギリシャを除く16カ国で主要株価指数が下落。

スペインのIBEX35指数は5.8%下げ、2010年5月以来の大幅安となった。

原題:European Stocks Decline, Trimming SeventhStraight Weekly Gain(抜粋)

◎欧州債券市場
20日の欧州債市場ではスペイン国債が下落し、5年債と30年債の利回りはユーロ導入以後の最高を記録した。

スペインのバレンシア州が支援要請を準備する中、債務危機解決に向けた取り組みへの疑念が深まった。

スペイン10年債は7営業日続落。

ドイツ10年債に対するスペイン10年債の利回り上乗せ幅(スプレッド)は拡大し、過去最大となった。

スペイン政府が成長率予測を下方修正したことも材料視された。

ドイツ国債に対するイタリア国債のスプレッドは1月以降で最大の幅となった。

ドイツ2年債利回りは過去最低を更新。

ドイツ国債に代わる安全資産を求める動きから、ベルギーとフランスの10年債利回りもこれまでの最低を付けた。

ラボバンク・インターナショナルのシニア債券ストラテジスト、リチャード・マクガイア氏(ロンドン在勤)は「バレンシア州の支援要請は、地方政府の放漫財政を中央政府が是正できないのではないかとの懸念を裏付けた」とし、「これがスペインを強い圧力下に追いやった」と語った。

ロンドン時間午後5時21分現在、スペイン5年債利回りは前日比47ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の6.88%。
一時は6.903%に達した。

これはユーロ導入以後の最高。
同国債(表面利率4.25%、2016年10月償還)価格はこの日、1.595下げ90.535。

は前日比26bp上げ7.27%。

週間ベースでは61bp上昇。

これまでの最高は7.285%。

ドイツ10年債に対するスプレッドは613bpと、1993年にブルームバーグがデータ集計を開始して以来の最大。

イタリア10年債のドイツ10年債に対するスプレッドは一時、503bpと、1月以来で初めて500bpを突破した。

ドイツ10年債利回りは5bp低下の1.17%と、先月1日に付けた過去最低の1.127%に迫った。

2年債利回りは一時、2bp下げマイナス0.077%と、過去最低を記録した。

原題:Spain, Italy Bonds Slide as Valencia Aid RequestDeepens Crisis(抜粋)

◎英国債市場
20日の英国債相場は上昇。
10年債は週間では3週連続高となった。

ユーロ圏の財務相が承認したスペインの銀行救済は域内債務危機を食い止めるのに不十分との懸念が強い。

2年債利回りは過去最低を記録。6月の財政赤字がエコノミスト予想以上に膨らんだことを受け、イングランド銀行(中央銀行)が景気てこ入れで政策金利を引き下げる必要があるとの見方が広がった。

安全資産を求める動きから、ポンドはユーロに対し3日続伸。英公債管理局(DMO)はこの日、30億ポンド相当の国債を入札した。

ロイズ・バンキング・グループの債券ストラテジスト、エリック・ワンド氏(ロンドン在勤)は「ユーロ圏をめぐる懸念が英国債相場を引き続き動かしている」と述べ、「スペインの国内情勢が同国の借り入れコストを懸念すべき水準に押し上げ、それで英国など中核国の国債需要が支えられている」と続けた。

ロンドン時間午後5時現在、
10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.49%。

前週末比では6bp下げた。同国債(表面利率4%、2022年3月償還)価格はこの日、0.38上げ122.48。

18日には1.45%まで下げ、先月1日以来の低水準となった。

2年債利回りは2bp下げ0.12%。一時は0.103%と、1992年にブルームバーグがデータ集計を開始して以来の最低を記録した。前週末13日以来では12bp下げ、週間ベースとしては2011年5月以降最大の低下となった。

英政府統計局(ONS)のこの日の発表によると、銀行支援を除く6月の財政赤字は144億ポンド(約1兆7700億円)。

前年同月は139億ポンドだった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト20人の予想中央値は134億ポンド。

原題:Gilts Advance on Spanish Debt Crisis; Pound RisesAgainst Euro(抜粋)

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更新日時: 2012/07/21 02:46 JST