6月25日(ブルームバーグ):
新生銀行 の旧本店ビル(東京都千代田区)の売却で、
不動産ファンド運営のケネディクス が優先交渉権を獲得する
見通しであることが25日、分かった。
今週中にも正式に決定する。複数の関係者が明らかにした。
都心の一等地だが、不動産市況の悪化により、
2008年の売却時の半値以下での取引になる見通し。
複数の関係者によると、19日に実施した同ビル売却の最終入札で、
ケネディクスは約510億円で応札。
複数の応札者の中で、価格などの条件が相対的に良かった
同社が優先交渉権を得る見通しとなった。
一方、今回の入札の手続きは、みずほ信託銀行 と、
担保物件の売却でローンの資金回収などを行う
オリックス・サービサーが実施した。
新生銀とドイツ銀行などの発表資料によると、
入札が行われたオフィスビルは、
08年にモルガン・スタンレーの不動産ファンドが
ドイツ銀の融資を受けて1180億円で取得。
ドイツ銀は同ビルの貸し手としての権利を
証券化して機関投資家らに販売した。
しかし、モルガンS側は、不動産市況の悪化でローン返済ができず、
所有権が貸し手に移転していた。
オリックス広報担当の渋谷直美氏と、
みずほ信託銀行広報担当の永野道生氏はそれぞれ、
個別案件については「コメントできない」と話した。
ケネディクスの広報担当者にもコメントを求めたが、
現時点で回答を得られていない。
記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 谷口崇子 ttaniguchi4@bloomberg.net
東京 桑子かつ代 kkuwako@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:
東京 大久保義人 Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.netChitra
Somayaji csomayaji@bloomberg.net
更新日時: 2012/06/25 17:06 JST