5月30日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、
株価変動材料のあった銘柄の午前の動きは以下の通り。
あおぞら銀行 (8304):前日に比べて一時12%安の162円。
当初予定していた公的資金の一部返済について、6月下旬に開く株主総会への提案を見送る方針を固めた、と30日付の日本経済新聞朝刊が報じた。
10月に強制転換を迎える優先株が普通株に転換される可能性が高まったことによる株式希薄化や経営への政府関与の高まりが懸念され、売りが優勢となっている。
ソフトバンク (9984):一時4.2%高の2436円で、
東証1部売買代金上位と商いも活況。
ドイツ証券では投資判断を「ホールド」から「買い」へ引き上げた。
加入者成長率が14%と依然高い上、下期には利益の伸長も見込めるとし、
実質的株価収益率(PER)は通信会社でも割安だと評価した。
目標株価は2810円。
ガラス・土石株:
旭硝子 (5201)が一時2.9%安の535円、
日本電気硝子 (5214)が同3.8%安の486円など安い。
ガラス・土石 指数は東証1部業種別下落率上位となっている。
シティグループ証券では、中国や欧州を中心とした液晶テレビ需要の下振れや液晶ガラスの需給バランス緩和による価格下落が想定以上に厳しくなる見通しだとし、両社の業績予想を下方修正した。
日電硝については投資判断も「中立」から「売り」へ引き下げた。
ルネサスエレクトロニクス (6723):一時39%(80円)高の284円と値幅制限いっぱいのストップ高まで買われた。
日本証券金融は29日、制度信用取引の新規売りに伴う貸株の申し込みと、
買いの現引きに伴う融資返済申し込みを30日から停止すると発表。
信用需給の改善への期待から買いが増加した。
オリンパス (7733):一時9.3%高の1276円。
数百億円規模の出資を受ける資本提携を目指し、ソニーとパナソニックに絞って交渉を進めていることが分かった、と30日付の朝日新聞朝刊が報道。
また、マイケル・ウッドフォード元社長は、自身を解任した同社を相手取る英国での訴訟で和解した。
経営再建への期待感が優勢となった。
くらコーポレーション (2695):一時8%高の1135円。
12年10月期営業利益予想を従来の37億3300万円から42億円へ1
3%引き上げた。
全社的オペレーションの改善やコスト削減などが貢献していることが要因。
今期増益率が前期比43%まで拡大することから、業績好調を評価した買いが先行している。
ローソン (2651):一時3%高の5550円。
野村証券では、積極的な販売促進戦略も含めて販売や粗利高の水準が上振れ局面に入った可能性が高いと評価し、投資判断を「中立」から「買い」へ引きあげた。
目標株価は6300円。
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更新日時: 2012/05/30 10:24 JST