5月25日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、価格変動材料の出た銘柄の午前の値動きは以下の通り。
JT (2914):一時前日比3.8%高の44万1500円。
ベルギーのたばこ会社、グリソンを買収すると24日に発表。
同社の全発行済み株式を取得し、買収額は4億7500万ユーロ(約510億円)を見込む。
クレディ・スイス証券では、グソリンが手掛ける手巻きたばこは堅調な成長市場と評価した上で、買収額は妥当との見方を示した。
不動産:
三井不動産 (8801)が一時3.8%高の1310円、
住友不動産 (8830)が4.1%高の1718円、
三菱地所 (8802)が3.4%高の1252円など。
米ゴールドマン・サックスが4年ぶりに日本で不動産投資を再開する、
と25日付の日本経済新聞朝刊が報道。
年金基金などから資金を募り、都心のオフィスビルなどに投資し、
投資額は1000億円に上る見通しという。
また、米大手投資ファンドのTPGキャピタルも日本の不動産市場に本格参入し、今後2-3年で500億円投じるもようと伝えている。
東急不動産 (8815):一時5%高の356円。
JPモルガン証券は24日、投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に引き上げた。
足元で強含みな業績モメンタムを考慮し、同証による業績予想を増額。
分譲マンション、小売、仲介などの収益改善で中長期的な安定成長の可能性が高まってきた、としている。
イズミ (8273):一時5.8%高の1593円。
発行済み株式総数の1%に当たる80万株、金額で16億円を上限に自社株買いを行う、と24日に発表。
取得期間は6月1日から7月31日までとし、目先の需給改善を見込む買いが入った。
大日本印刷(7912)、凸版印刷 (7911):
大日印が一時4.1%高の615円、
凸版印が3.1%高の497円。
両社の堺工場における液晶カラーフィルター事業をシャープ子会社に統合する、と24日に発表。
カラーフィルターを含めた大型液晶事業の一層の効率化を図り、競争力強化を目指すとしている。
ソニー (6758):一時4.4%安の1056円。
同社映画部門のソニー・ピクチャーズは、今週末に公開される3D映画
「メン・イン・ブラック(MIB)3」の観賞用メガネの費用を自社で
支払うことになった。
ネクソン (3659):一時4.1%高の1360円。
野村証券は24日、中国ではゲームユーザーの購買力の向上と当社主力ゲームの運営力の向上が同時に進行しているとみられる、と指摘。
中国の売り上げ見通しを引き上げ、目標株価を1600円から1700円に
上方修正した。投資判断「買い」は継続。
三菱UFJリース (8593):一時2.3%安の2922円。
野村証券では24日、投資判断を「買い」から「中立」に、
目標株価を4900円から3400円に引き下げた。
資金調達コスト控除前の売り上げ収益(売り上げ総利益+資金調達コスト)は、営業資産利回りの低下などにより停滞していると指摘。
12年3月期までのクレジットコスト、資金調達コストの低下による増益局面は終えんを迎え、当面は業績
の伸び悩みが続くとの見方を示した。
セブン&アイ・ホールディングス (3382):一時1.9%高の2372円。
大和証券は24日、投資判断を「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」、
目標株価を2450円から2850円に引き上げた。
成長力の高まりを評価する局面に入ったと見ており、主力、成長分野のコンビニエンスストア(CVS)事業への投資積極化の姿勢を評価。
同証による13年2月期営業利益予想を3160億円、14年2月期を3380億円と従来からそれぞれ100億円、120億円上積みした。
日本鋳造 (5609):一時22%高の124円。
日立建機 (6305)と資本業務提携し、同社を引き受け先とする第三者割当増資を実施、10億4600万円を調達すると24日に発表した。
調達資金は川崎工場での製造機械の設備投資資金に充当予定。
財務安定化と今後の提携効果を見込む買いが広がった。
記事についての記者への問い合わせ先:
東京 岩本正明 Masaaki Iwamoto miwamoto4@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:
東京 大久保義人 Yoshito Okubo okubo1@bloomberg.net
香港 Nick Gentle ngentle2@bloomberg.net
更新日時: 2012/05/25 10:31 JST