5月21日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、価格変動材料の出た銘柄の午前終値は以下の通り。
ファナック (6954):前日比2.5%高の1万3180円。
工作機械の動きをつかさどるコンピューター数値制御(NC)装置の生産能力を2012年中に3割増やす、と20日付の日本経済新聞朝刊が報じた。
自動車やスマートフォン(高機能携帯電話)などに向けて供給を増やしている国内外の工作機械メーカーに納入するという。
MS&ADインシュアランスグループ (8725):1.5%高の1270円。
13年3月期の連結純損益が800億円の黒字に転じるとの見通しを18日発表した。アナリスト予想平均の747億円を上回る水準。
前期はタイ洪水に伴う保険金支払い2735億円が生じたことなどから1695億円の赤字だった。
大阪製鉄 (5449):主要取引所の大証で5%高の1360円。
発行済み株式総数の4.7%に当たる200万株、総額では36億円を上限に、
自己株式を取得すると18日の午後2時に発表。
取得期間はきょうから8月10日で、需給改善を受けて株価は続伸した。
王製紙 (3880):6.3%高の424円。
一段の原価低減や経費削減が寄与し、13年3月期の連結純利益が50億円と3期ぶりの黒字に転じるとの見通しを18日発表した。
前期は53億円の赤字だった。
ルネサスエレクトロニクス (6723):13%安の260円。
ゴールドマン・サックス証券は18日、非開示としている13年3月期業績見通しを公表する時に、足元の環境の厳しさが具体的に確認されると予想し、投資判断を「中立」から「売り」へ、目標株価を530円から280円に引き下げた。
シャープ (6753):3.2%安の367円。
オランダ・フィリップス向けの液晶テレビの受託生産を停止する、と21日付の日刊工業新聞が報じた。
価格交渉が折り合わなかったもようで、供給の拠点となっていたポーランド工場では生産規模を縮小しているという。
NEC (6701):2.5%高の121円。
買収した米コンバージスの事業部門と傘下にある米ネットクラッカーを早期に経営統合し、通信事業者向け業務支援ソフト・サービス事業のグローバル開発を加速すると21日付の日刊工業新聞が報じた。
中期目標である年商800億円、世界シェア10%の達成を急ぐという。
サンリオ (8136):2.8%高の2763円。
発行済み株式総数の0.5%に当たる40万株を、総額では10億円を上限に自己株式を取得すると18日発表した。
短期的な需給の引き締まりや同社の株主還元姿勢を好感する買いが入った。
ソニーフィナンシャルホールディングス (8729):1.9%高の1155円。
12年3月期の連結純利益が会社計画を13%上回ったほか、13年3月期は前期比13%増の370億円になるとの見通しを18日発表した。
ジェフリーズ証券は、金利環境は生保にとって追い風ではないが、基礎的な業況は堅調で会社見通しは慎重と指摘。
純利益は会社計画を上回る390億円を予想した。
フェローテック (6890):ストップ安(値幅制限いっぱいの下落)となる100円(16%)安の507円。
スマートフォンなど一部製品を除くデジタル機器の需要回復の遅れや、中国や日本での太陽電池パネル販売の競争激化などを受けて、13年3月期の連結営業利益が前期比71%減の12億円に落ち込むとの見通しを18日に発表した。
アナリスト予想平均の50億円を大きく下回る水準。
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更新日時: 2012/05/21 12:25 JST