5月19日(ブルームバーグ):
主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)が18日夜、米メリーランド州キャンプデービッドで2日間の日程で開幕した。
初日はイランの核開発の阻止やシリアの平和な政治的移行のための方法を検討した。
米当局者が匿名を条件に記者団に説明したところによると、18日夜の夕食会では安全保障問題が議論された。
首脳らはシリアのアサド政権からの政治的移行について迅速な行動の必要性を認めたほか、イランが敵対的な目的で核技術を追求してはいないことを示すために具体的な措置を講じる必要性を確認。
北朝鮮にはミサイルや核プログラムによるさらなる挑発行為を自制させねばならないとの見解で一致した。
当局者によれば、19日の最初の討議では、欧州ソブリン債危機が焦点になる。
オバマ米大統領は18日にサミットに向かう前に、欧州債務危機は世界経済にとって「非常に大きな重要性」のある問題だと述べ、
財政責任と成長促進策をどう両立させるかについて「有意義な話し合い」を期待していると語った。
オバマ米大統領はサミット前にフランスのオランド新大統領とワシントンで会談。
オランド仏大統領は成長が財政再建と共に優先しなければならないとの立場で米大統領と一致したと述べ、
ギリシャがユーロ圏に残留すべきであり、そのためにできることを実行する必要があるとの意見を両大統領が共有していることを明らかにした。
オランド仏大統領は18日に英国のキャメロン首相ともワシントンで会談した。
キャメロン英首相は欧州連合(EU)の金融取引税導入に向けた試みには拒否権を行使すると警告した。
原題:
Security Issues Open G-8 Talks With European Debt Next onAgenda(抜粋)
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更新日時: 2012/05/19 16:34 JST