[東京 28日 ロイター]
証券取引等監視委員会は28日、
損失隠しをしたオリンパス(7733.T:)と菊川剛前社長など旧経営陣らを金融商品取引法違反(虚偽有価証券報告書提出)の疑いで告発したと発表した。
損失を抱えた金融商品の簿外処理や架空ののれん代の計上などを通じ連結純資産額を過大に記載した。
監視委によれば、法人のオリンパス と、菊川剛前会長兼社長、山田秀雄前常勤監査役、森久志前副社長のほか、粉飾決算に協力した元アクシーズ・ジャパン証券の中川昭夫取締役は、
2009年3月期─2011年3月期の有価証券報告書において、
例えば09年3月期の連結純資産額が1213億2300万円だったところ
1687億8400万円と記載するなど、連結純資産額を過大に記載した。
監視委は3月6日にも2007年3月期と08年3月期の有価証券報告書で虚偽の
純資産額を記載した疑いで法人のオリンパス と旧経営陣ら関係者6人を
告発していた。
この際、告発しなかったグローバル・カンパニーの小野裕史取締役についても監視委は28日、告発した。