2月29日の日本株市場で、価格変動材料の出た銘柄の午前の値動きは | 人生の水先案内人

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2月29日(ブルームバーグ):

きょうの日本株市場で、価格変動材料の出た銘柄の午前の値動きは以下の通り。

  

パナソニック (6752):一時前日比3.9%高の777円。

大坪文雄社長が会長に就任、後任社長に津賀一宏専務が昇格する人事を

内定した、と28日に発表。

津賀氏は55歳で、同社の社長としては創業家出身者以外で最も若い。

松下電器産業に入社後、技術畑を歩み、 DVD録画機の開発にも携わった。

2004年に役員に就任、11年からは代表取締役専務となっていた。

経営刷新による業績回復期待が高まった。

  

地方銀行株

静岡銀行 (8355)が一時2.4%高の843円、

京都銀行 (8369)が同3.5%高の735円、

百十四銀行 (8386)が同4.8%高の413円など。

野村証券では28日、自社株取得の再開が見込まれる中、12年初以降続いていた大手地銀によるTOPOIXに対するアンダーパフォームを促す材料が減っている、と指摘。持ち合い解消に伴う需給圧力が3月末に向けて緩和され、13年3月期業績計画も引き続き無難な水準が見込まれるとした。

出遅れ修正が期待されるなどとし、静岡銀の投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げた。

  

エルピーダメモリ (6665):午前10時20分現在で98円売り気配。

東京地方裁判所に会社更生法の適用を27日に申請、東京証券取引所が3月28日付での上場廃止を決めたため、持ち高整理の売りが殺到している。

28日は制限値幅いっぱいの80円(24%)安の254円でストップ安配分となっていた。東証は29日から約定値段が決定される日まで、エルピーダ株の呼値の制限値幅を撤廃した。

  

東芝 (6502):一時3.7%高の364円。

ハードディスク駆動装置(HDD)大手のウエスタン・デジタルから3.5型HDDの製造設備などを取得する一方、タイ製造拠点を売却するなどの契約を締結した、ときょう午前に発表。

これによりHDD全分野の製品提供が可能になり、事業基盤の強化につながるとみられた。

  

半導体関連株

SUMCO (3436)が一時7.4%高の925円、

アドバンテスト (6857)が同5%高の1176円、

新光電気工業 (6967)が同4.8%高の772円など。

半導体関連企業で構成される米国のフィラデルフィア半導体指数(SOX )が28日、前日比1.6%高の430.99と続伸した流れを引き継いだ。

  

スター精密 (7718):一時6.7%高の834円。

売上高はやや減るが、工作機械事業の収益性改善などで12年2月期の連結営業利益予想を従来の32億円から前期比2.7倍の39億円に上方修正する、と28日に発表。利益水準の高まりを好感する買いが優勢となった。

  

富士電機 (6504):一時2.7%安の215円。

運用していた企業年金資金の大半が消失しているとされるAIJ投資顧問の問題で、同社への運用委託残高が11年3月末現在で約93億円、企業年金基金に占める割合が約9%と28日に発表。

今後の業績への影響を懸念する売りに押された。

  

牧野フライス製作所 (6135):一時5.1%高の615円。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は28日、投資判断「アウトパフォーム」を継続した上で、目標株価を710円から775円に引き上げた。

同証による12年3月期業績予想は下方修正したが、13年3月期は前期推定比88%営業増益に上方修正。

株式市場で懸念されているEMS向けは、スマートフォンの競争激化で見た目のプレミアム性の重要度がより高まるとし、同社機械の優位性が高まるとみている。

  

井筒屋 (8260):一時11%高の60円。

金融機関17社と借入金返済について、13年2月末まで1年間延長することで合意したと28日に発表。

当面の資金繰り確保を好感する買いが膨らんだ。

  

エレマテック (2715):一時15%安の1239円。

豊田通商(8015)は28日、1株1540円で1月17日から2月27日まで行っていた

エレマテクに対する株式公開買い付け(TOB)の結果を公表。

買い付け予定数上限1044万1500株に対し、1574万3784株の応募があり、

金融商品取引法に基づき買い付け数は予定上限にとどめ、TOBを終了した。

TOB価格さや寄せへの期待感がはく落した。

  

SCSK (9719):一時1.8%安の1227円。

企業年金資産の大半が消失していた問題で、AIJ投資顧問の昨年12月時点の取引先全容が判明し、残高上位20年金で、SCSKは69.2億円、委託割合は26.1%と大手企業の中では最も比率が高いと29日付の日本経済新聞朝刊が報道。

今後の業績への影響を懸念する売りが先行した。

  

小松精練 (3580):一時2.8%安の381円。

68万株の立会外分売を3月7日から9日に実施する、と28日に発表。

当面の株式需給の悪化を嫌気する売りが先行した。


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更新日時: 2012/02/29 10:37 JST