薬の一般名処方 医師の4割が消極的 | 人生の水先案内人

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医療費抑制と患者の負担軽減から国が進める後発(ジェネリック)医薬品の使用促進のため、個々の商品名ではなく、一般名で処方するよう求める動きが広がっている。


しかし、約4割の医師がこうした動きに消極的であることが、医療従事者向け情報サイト運営のケアネット(東京都千代田区)の調査で分かった。

 

例えば、胃酸の分泌を抑える働きがあり、胃炎や胃潰瘍の治療に用いられる「ガスター錠」は先発薬の商品名で、一般名はファモチジン。


一般名は国家試験や学術論文では使用されている。

 

これに対し、同社が昨年12月に会員医師1千人に行った調査では、


現在一般名による処方を「行っている」「一部行っている」医師は計17%。


残り83%のうち、半数は「今後も行いたくない」と回答した。


「処方の最終責任は医師にあり、一般名で処方し、実際にどの薬が患者に処方されたか医師自身に不明ならしたくない」「覚えにくく、ミスにつながる」などの声が寄せられた。

 

同社は「後発医薬品への信頼感に差があるほか、


一般名を新たに覚え直す余裕がない医師が多いのではないか」と分析している。