1月23日欧州の為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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1月23日(ブルームバーグ):

欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。

(表はロンドン午後6時現在)


為替 スポット価格 前営業日

ユーロ/ドル 1.3011 1.2931

ドル/円 76.98 77.01

ユーロ/円 100.16 99.62


株 終値 前営業日比 変化率

ダウ欧州株600 257.01 +1.16 +.5%

英FT100 5,782.56 +54.01 +.9%

独DAX 6,436.62 +32.23 +.5%

仏CAC40 3,338.42 +16.92 +.5%


債券 直近利回り 前営業日比

独国債2年物 .20% -.01

独国債10年物 1.97% +.04

英国債10年物 2.16% +.05


商品 直近値 前営業日比 変化率

金 現物午後値決め 1,675.50 +22.50 +1.34%

原油 北海ブレント 111.12 +1.26 +1.15%


◎欧州株式市場

  23日の欧州株式 相場は反発。

ストックス欧州600指数は5カ月ぶり高値で引けた。銀行株が高い。


ギリシャの債務減免に向けた債権者との協議が大詰めを迎えたほか、ドイツがユーロ圏の新旧2つの救済基金を併用する構想に柔軟姿勢を示したことが好感された。

  

イタリアの銀行最大手ウニクレディトとドイツ同業コメルツ銀行が大幅高。


ギリシャの債務交換をめぐる協議で大筋合意に達したとの報道が手掛かり。


フィンランドのステンレス鋼メーカー、オウトクンプは18%の値上がり。


同社はドイツの鉄鋼最大手、ティッセンクルップの部門との合併を模索して協議に入った。

英通信サービス会社ケーブル&ワイヤレス・ワールドワイドは34%高。

  

ストックス欧州600指数 は前週末比0.5%高の257.01で終了。

この日はユーロ圏財務相会合が開かれ、債務問題が話し合われている。

指数は年初来で5.1%上げ、1997年以来最高の滑り出しとなっている。

世界経済が回復しているとの楽観を強める指標が後押ししている。

  

ブラックロック・インターナショナルで欧州株責任者を務める

ナイジェル・ボルトン氏はブルームバーグテレビジョンで、

「政治家や当局、そして彼らの声明にかなり左右される状況がまだ続いている」と指摘し、「首脳会議もまたあるが、昨年11月末に見え始めた進展が続く限り、相場は引き続き上昇していくと思う」と付け加えた。

  

この日の西欧市場では、18カ国中15カ国で主要株価指数が上昇。


フランスのバロワン財務相は同日のパリでの会見で、

ギリシャ債をめぐる協議は「目に見えて進展している」と発言。

ドイツのショイブレ財務相も協議完了を確信していると語った。

  

フィナンシャル・タイムズ・ドイツ版(FTD)は、ギリシャ政府と国際金融協会(IIF)の交渉担当者らが債務交換の条件で大枠合意したと報じ、交換後の債券クーポンで最終合意を目指していると伝えた。

  

また、独キリスト教民主同盟(CDU)の有力議員ノルベルト・バーセル氏は、

独政府が暫定的な救済基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)と恒久の欧州安定化メカニズム(ESM)を必要に応じて並行稼働させる案を検討していると発言。


両基金の併用で欧州の救済に向けた資金規模は7500億ユーロ程度に拡大することから、株式相場を一段と押し上げる材料となった。

  

ウニクレディトは10%高の3.66ユーロで終了。コメルツ銀は13%上げ1.95ユーロとなった。

オウトクンプの終値は7.97ユーロ。

ケーブル&ワイヤレス・ワールドワイドは2010年3月の上場来の大幅高となり、

23.9ペンスで引けた。


◎欧州債券市場

23日の欧州債市場では、イタリアとスペインの国債が上昇し、

ドイツ国債を上回るパフォーマンスとなった。

ブリュッセルで同日始まったユーロ圏財務相会合が、

債務危機の解決策で進展を見せるとの期待が広がった。

  

イタリアの10年債利回り は6営業日連続で低下し、6週間余りの最低となった。

欧州株の上昇を背景に、高利回り資産の需要が高まった。

ギリシャ10年債相場も上昇。

フランスのバロワン財務相はギリシャと民間債権者との債務交換協議が

進展しているとの見解を示した。

一方、ドイツ10年債は3営業日続落。

  

ノルデア銀行(コペンハーゲン)のチーフアナリスト、ニールズ・フロム氏は、

ギリシャ債務をめぐる合意の可能性と「欧州当局者の今夕の会合がともに、

市場に幾分プラスのセンチメントを与えている」と述べた上で、

「ドイツ国債には著しい圧力がかかっている」と付け加えた。

  

ロンドン時間午後4時49分現在、イタリア10年債利回りは前週末比14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の6.11%で、先月8日以来の低水準。


同国債(表面利率5%、2022年3月償還)価格は0.965上げ92.38。


ドイツ10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は19bp縮小し413bpとなった。

  

財務相会合は、新たな財政ルールと高債務国を守るための金融ファイアウオール(防火壁)、ギリシャの債務スワップについて協議する。

バロワン財務相はアテネでの記者会見で、ギリシャをめぐる交渉で「目に見える進展があった」と説明した。

  

ドイツ10年債 は前週末比4bp上昇の1.97%。

同国債のパフォーマンスはこの日、大半のユーロ導入国の国債を下回り、ポルトガルやスペイン、ギリシャ、ベルギー、アイルランド、フィンランド、オーストリア、オランダの10年債のドイツ債に対するスプレッドはそれぞれ縮小した。


◎英国債市場

  23日の英国債相場は下落。

ギリシャ国債の元本減免をめぐり、同国と民間保有者との交渉が近くまとまるとの観測が広がったことを受けて、最上級格付け「AAA」を付与されている英国債の需要が後退した。

  

フランスのバロワン財務相がギリシャ債務交換交渉について「目に見える進展がある」と発言したことを受け、英国債の利回りは6週間ぶりの高水準に達した。


2052年償還債が銀行団を通じて週内に発行されるのを控え、30年債も下落した。

  

ギリシャ政府との交渉で民間債権者を代表する国際金融協会(IIF)のダラーラ専務理事は、債券保有者側が「最大限」の案を出したとの見解を示し、この取引に応じるかどうかを決めるのは欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)に委ねられていると語った。


10年債 利回りは前週末比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.16%。

一時は2.20%まで上げ、先月8日以来の高水準となった。

同国債(表面利率3.75%、2021年9月償還)価格はこの日、0.46下げ113.71。

2年債利回りは2bp上げ0.43%。30年債利回りは4bp上昇の3.16%。

  

ブルームバーグと欧州証券アナリスト協会連合会(EFFAS)がまとめた指数によると、英国債の年初来のリターン(投資収益率)はマイナス0.7%。

これに対しドイツ国債はマイナス0.6%となっている。


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更新日時: 2012/01/24 03:47 JST