19日のアジア通貨は総じて上昇し | 人生の水先案内人

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[シンガポール 19日 ロイター] 

19日のアジア通貨は総じて上昇し、シンガポールドルと韓国ウォンが上値抵抗線を突破した。


国際通貨基金(IMF)が欧州債務危機の解決に向けて融資財源を増強するとの期待から、リスク資産に対する投資意欲が高まった。

 

最近のアジア通貨の上昇を受けて利益を確定させる動きも一部で見られたものの、ディーラーやアナリストは、アジア地域資産への需要が今後も維持され、アジア通貨は一段高となる公算が大きいと見込んでいる。


 

シティグループ(シンガポール)の外為・デリバティブ営業責任者、

アダム・ギルモア氏は

「今年1年間に投資家は、大量の資金が世界中をうろつき回っているとの結論に達するだろう。

どこかに投資しなければならないが、欧州はあまり良い投資場所とは言えない」と指摘。

「今年のアジアの国内総生産(GDP)成長率が悪くなったとしても、依然3、4、5%程度にはなるだろう。

世界の先進国のどこと比べても著しく良い数字だ」と述べた。


 

同氏はまた、ユーロ圏の問題が悪化すれば、今後数カ月間にアジア通貨のある程度の調整が見られるかもしれないが、年末に上昇していたとしても驚きではないと付け加えた。




 

関係筋によると、IMFは欧州債務危機への支援で最大6000億ドルの財源を新たに確保することを目指している。


IMFは声明で「加盟国への支援で5000億ドル必要」と表明。17日に行われた理事会に出席したIMF筋は18日ロイターに対し、5000億ドルに加え、「保護バッファー」としてさらに1000億ドルの資金が必要になると語った。





 ドル/ウォンKRW=KFTCは6週間ぶり安値をつけた。


オフショアファンド勢がドルの持ち高を圧縮する一方、海外投資家による韓国株買いがここ4カ月余りで最大の水準に膨らんだことが寄与した。


 

ソウル株式市場では、海外投資家の買い越し額が7090億ウォン(6億2098万ドル)となった。


買い越しは8営業日連続で、1日当たりでは昨年9月1日以来の高水準だった。




 

ドル/リンギMYR=MYも下落したが、一部のインターバンク投機筋が3.10リンギ付近でショートカバーを入れていた。


 

ドル/シンガポールドルSGD=D3はフィボナッチ分析で下値支持線とみられる水準をやや上回って推移した。


 

ドル/インドネシアルピアIDR=IDは海外投資家の売りで気配値を切り下げたが、国内法人勢の需要で下げ幅は限られた。




 

*0800GMT(日本時間午後5時)

現在のアジア国通貨の対米ドル相場は以下の通り。





 シンガポールドル   1.2775


台湾ドル       29.920


 韓国ウォン    1137.60


タイバーツ       31.68


 フィリピンペソ  43.50


インドネシアルピア 8980.00


インドルピー     50.41


マレーシアリンギ  3.1070


人民元       6.3197