1月11日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、
株価変動材料があった銘柄の午前の値動きは以下の通り。
オリックス (8591):一時前日比2.5%高の6610円。
クレディ・スイス証券は10日、投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を8300円から8480円に引き上げた。
山中威人アナリストはリポートで、国内の金利低下から生保の運用益増加が予想されることや、経費が抑制されている点を指摘した。
シャープ (6753):一時2.7%高の683円。
バークレイズ・キャピタル証券は10日、投資判断を「アンダーウエート」から「イコールウエート」に、目標株価を790円から800円に引き上げた。
昭和電工 (4004):一時2.6%高の158円。
みずほ証券は10日、投資判断「買い」を継続し、目標株価を180円から210円に上げた。
吉田篤シニアアナリストは、黒鉛電極値上げに伴うスプレッド改善やハードディスク(HD)の販売拡大などを織り込み、業績予想を増額。
2012年12月期の営業利益予想を490億円から530億円に見直した。
三協・立山ホールディングス (3432):一時12%高の139円と大幅続伸。
12年5月期の連結純利益が従来予想を53%上回り、前期比7.2倍の46億円になりそうと10日に発表。
住宅版エコポイント復活を含む第3次補正予算の成立・執行に伴い復興需要が本格化し、住宅向けサッシなどの販売伸長を見込む。
業績回復を受け、期末配当予想を従来の未定から1株当たり2円に変更、4期ぶりの復配となる。
日本電産 (6594):一時1.9%高の6950円。
永守重信社長は10日、洪水被害を受けたタイ生産拠点での操業が現時点で65%程度まで回復し、2月ごろまでにはフル生産に戻るとの見通しを明らかにした。
復旧努力で、従来見通しより2カ月ほど早まったという。
12年3月通期業績の見通しについては、保険の会計処理や1-3月の需要を見た上で判断し、今月下旬に予定している第3四半期決算発表の場で明らかにしたいとした。
また、共同通信が10日に報じたところによると、同社はレアアース(希土類)を使わない車載用の新型モーターを来年にも自動車メーカー向けに供給する。
スター精密 (7718):一時1.9%高の715円。
工作機械事業の需要が国内外で好調で、11年3-11月期の連結営業利益は前年同期比5倍の27億5200円だったと10日に発表。
12年2月通期計画の32億円に対する進ちょく率は86%。
イズミヤ (8266):一時7.8%安の413円と急反落。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は10日、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。
目標株価の350円は据え置き。
金森淳一シニアアナリストはリポートで、現状株価は特段の業況変化がないにもかかわらず、目標株価を大きく上回る推移と指摘している。
サイゼリヤ (7581):一時3.6%安の1205円。
11年9-11月期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比24%減の19億8100万円だった、と10日に発表。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に引き下げた。
第1四半期業績を、すかいらーくグループなどとの競争激化で既存店売り上げが低迷したことが主因と分析。
同証による12年8月期の既存店売上高予想を会社計画並みの前期比3%減から5%減に見直した。
佐鳥電機 (7420):一時6.1%安の445円。
PC市場を中心とする海外事業の落ち込みやタイ洪水によるサプライチェーン混乱の影響で、12年5月期の連結営業利益は前期比76%減の4億円と従来計画の15億円から下振れる見通しと10日に発表。
期末配当計画も、従来の1株当たり13円から8円に減配する方針。
リベレステ (8887):一時5%高の4万800円。
開発事業で分譲マンション契約が順調に推移、ホテル事業では客単価を低く抑えたことで客数が計画よりも増え、11年6-11月期の連結営業利益は前年同期比78%増の12億6900万円と、従来計画の8億8600万円から上振れたもようと10日に発表した。
丸栄 (8245):一時15%高の100円と、昨年12月14日以来の大台回復。
法改正を受けて法人税等調整額増加するため、12年2月期の連結純利益予想が従来の8000万円から3億7000万円に上振れる見通しと10日に発表。
前期は52億円の赤字。
最終利益水準の好転を材料視する買いが広がった。
スタートトゥデイ (3092):一時3.8%高の1853円。
昨年12月の商品取扱高が前年同期比42%増の94億7200万円だった、と10日に発表。
アクティブ会員数は171万9418人と前月比で6.7%増えており、足元の好業況、会員数拡大を評価する買いが入った。
薬王堂 (3385):一時5.8%高の1498円。
品ぞろえ強化や改装などでの店舗活性化を進めたことで食料品、日用品、衣料品などが好調に推移、経費削減も寄与し、11年3-11月期の連結営業利益は前年同期比2.4倍の17億9800万円だった、と10日に発表。
12年2月期末の配当予想も、従来の1株当たり33円から40円に増配を計画。
足元の業績堅調を評価する買いが入った。
富士エレクトロニクス (9883):一時4.9%高の1110円。
12年2月期末の配当予想を従来の1株当たり40円から50円に増配する方針を10日に発表。
株主還元姿勢が評価された。
一方、同時に発表された通期業績予想の修正では、主力のFA機器、計測機器が新興国向け設備投資減速の影響などを受け予想を下回る見込みとなり、連結純利益は24億円から前期比18%減の18億1000万円に減額。
記事についての記者への問い合わせ先:
東京 河野敏 Satoshi Kawano skawano1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:
東京 大久保義人 Yoshito Okubo okubo1@bloomberg.net
香港 Nick Gentle ngentle2@bloomberg.net
更新日時: 2012/01/11 10:18 JST