1月10日欧州の為替・株式・債券・商品相場は | 人生の水先案内人

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1月10日(ブルームバーグ):

欧州の為替・株式・債券・商品相場は次の通り。(表はロンドン午後6時現在)


為替 スポット価格 前営業日

ユーロ/ドル 1.2776 1.2765

ドル/円 76.83 76.85

ユーロ/円 98.16 98.08


株 終値 前営業日比 変化率

ダウ欧州株600 250.82 +4.40 +1.8%

英FT100 5,696.70 +84.44 +1.5%

独DAX 6,162.98 +145.75 +2.4%

仏CAC40 3,210.79 +83.10 +2.7%


債券 直近利回り 前営業日比

独国債2年物 .17% +.03

独国債10年物 1.88% +.04

英国債10年物 2.08% +.07


商品 直近値 前営業日比 変化率

金 現物午後値決め 1,637.00 +22.00 +1.34%

原油 北海ブレント 113.24 +.79 +.70%


◎欧州株式市場

  10日の欧州株式 相場は反発。鉱山株が高い。

米決算発表の先陣を切った米アルミニウム生産最大手のアルコアの四半期業績は赤字となったものの、市場予想の範囲内にとどまり買い材料と見なされた。

  

世界最大の鉱山会社BHPビリトンが大幅高。

中国の記録的な月間輸入を背景に銅の価格が1週間ぶり安値から回復したことを受けた。

ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)も高い。同社傘下のアウディ部門を含む同国の3大高級車メーカーは、昨年の販売台数が過去最高に達したほか、今年は市場全体を上回るペースの成長を見込んでいることを明らかにした。

英小売株も値上がりした。

 

 ストックス欧州600指数 は前日比1.8%高の250.82で引けた。前日は0.5%の値下がり。年明け第一週となった先週はプラス圏で終了。

相次ぐ良好な経済指標で、世界経済がユーロ圏の債務危機を乗り切るとの楽観が強まったことが背景。

  

シティグループの世界株式戦略責任者、

ロバート・バックランド氏は9日付の顧客向けリポートで、

大半の投資家が「状況は明るくなるという慎重ながらも楽観的な姿勢で2012年に臨んでいる」と指摘。

「マクロ経済の明らかな向かい風にもかかわらず、世界の企業業績とキャッシュフローは引き続き着実に伸びている」と説明した。

  

アルコアが9日発表した昨年10-12月(第4四半期)の決算は、09年以来で初の赤字。

それでも同社株はニューヨーク市場で上昇している。

同四半期のリストラ費用を除いた1株損益は3セントの赤字で、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均と一致した。売上高は6%増加。

この日の西欧市場では、ギリシャとポルトガルを除く16カ国で主要株価指数が上昇。

BHPビリトン は3.4%高の2014ペンスで終了。

同業のリオ・ティントは3.6%上げて3428.5ペンス。

中国の先月の銅輸入量は過去最大だった。

  自動車株では、VWの優先株が3.2%高の125.70ユーロで終了。

英小売株ではマークス・アンド・スペンサー・グループが3%上げて317.7ペンス。

英衣料品小売り最大手の同社は年末商戦が好調だった。


◎欧州債券市場

  10日の欧州債市場ではドイツ国債が4営業日ぶりに下落。

ドイツのメルケル首相と国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事の会談を控え、債務危機の解決へ措置が講じられつつあるとの楽観が広がった。

  

独10年債のパフォーマンスは他のユーロ圏の国債を下回った

。欧州での株高を背景に域内で最も安全とされるドイツ国債の需要が後退した。

メルケル首相は前日、ユーロ圏諸国は救済基金への資本払い込みを迅速化することも検討していると語った。

  

一方、フランス国債は続伸。

格付け会社フィッチ・レーティングスがこの日、フランスは今年、格付けを恐らく維持できるとの見方を示したことが手掛かり。

ギリシャ国債も堅調。

182日物証券入札が買い材料となった。

  

ラボバンク・ネダーランド(ユトレヒト)のエコノミスト、

エルビン・デフロート氏は「市場は

欧州の各国首脳に若干の猶予を与えている。

年明けに協議を始めたのは賢明だ。

各国首脳の意欲が伝わり、市場に前向きな影響を

若干及ぼしている」と語った。

  

ロンドン時間午後4時21分現在、

独10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.88%。

同国債(表面利率2%、2022年1月償還)価格は0.32下げ101.075。

独2年債 利回りは3bp上げて0.17%。

  

メルケル首相はラガルド専務理事とベルリンで現地時間午後8時に協議する。

11日にはサルコジ仏大統領が同専務理事とパリで会談する。

独仏両首脳は9日、金融危機対策のペース加速を目指した基本計画策定について話し合った。


フランス国債

  フィッチのソブリン債部門責任者、デービッド・ライリー氏は欧州の債務危機が悪化しない限り、フランスは格付けを恐らく維持するとの見解を示した。

  

仏10年債利回りは前日比6bp低下の3.25%。

独10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレッド)は10bp縮小の137bpとなった。

  

ギリシャ政府はこの日の入札で182日物証券を16億2500万ユーロ発行した。

ギリシャ2年債 の利回りは27bp下げ175.89%、価格は21.06に上昇した。

利回りは184.56%まで達し、過去最高を記録する場面もあった。


◎英国債市場

  10日の英国債相場は4営業日ぶりに下落。

中国が景気刺激策を講じるとの観測から株高となり、資金逃避先としての英国債の需要が後退した。

 

ドイツのメルケル首相と国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事の会談を控え、欧州債務危機の解決策が講じられつつあるとの楽観見通しも英国債相場の下落要因となった。

英公債管理局(DMO)はこの日、インフレ連動債を7億ポンド発行。

利回りはマイナスだった。

 

 英10年債利回りは前日比7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.07%。同国債(表面利率3.75%、2021年9月償還)価格は0.625下げ114.62。

2年債 利回りは3bp上げ0.42%。

  

この日発表された中国の経済統計で昨年12月の輸入が2年ぶりの低い伸びとなり、金融政策緩和の見方を強めた。

  

メルケル首相はラガルド専務理事とベルリンで午後8時に会談する。


11日にはフランスのサルコジ大統領が同専務理事とパリで協議する。

独仏両首脳は9日、危機対応が前進している概要を示した。


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更新日時: 2012/01/11 04:09 JST