1月9日(ブルームバーグ):
香港 株式相場は上昇。
中国が金融政策を緩和しているとの観測が独仏首脳会談を控えた欧州をめぐる懸念を打ち消す形で、日中の下げから持ち直して引けた。
中国国営の不動産会社、中国海外発展(688 HK)は2.7%高。
時価総額で中国最大の銀行、中国工商銀行(1398 HK)も2.8%上げた。
中国最大のパソコンメーカー、レノボ・グループ(聯想集団、992 HK)はHSBCが投資判断を「オーバーウエート」と従来の「アンダーウエート」から引き上げたことを受けて7.4%の大幅高となった。
ハンセン指数 は前週末比272.66ポイント(1.5%)高の18865.72で終了。
日中は1.6%安となる場面もあった。
構成48銘柄中、41銘柄が上昇、下落は4銘柄、3銘柄が変わらずだった。
ハンセン中国企業株(H株 )指数は2.4%上げ10225.81。
KGIアジアのベン・クウォン最高執行責任者(COO)は
「新規融資が予想を上回ったということは、何らかの金融緩和があったということだ」とした上で、
「投資家は旧正月(春節)前に預金準備率引き下げなどの金融緩和と市場の下支えを予想している」と述べた。
中国人民銀行(中央銀行)によると、同国の昨年12月の新規融資とマネーサプライ(通貨供給量)はいずれもエコノミスト予想を上回る伸びだった。
未来資産証券のジョイ・ヤン、ビル・ベルシェール両エコノミストは9日のリポートで、「12月の新規融資の数字が示すように、緩和モードは既に『静かに』始まっていると思われる」と指摘した。
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更新日時: 2012/01/09 18:23 JST