原作横幕智裕、漫画・モリタイシの

同名コミックを

窪田正孝主演で実写化した

テレビドラマ

「ラジエーションハウス」の

劇場版。

 

甘春総合病院の

放射線技師・五十嵐唯織は、

大好きな甘春杏が

ワシントン医大へ

留学することになり

落ち込んでいた。

 

そんな唯織をラジエーションハウスの

面々が元気づけようとする中、

唯織に対し

秘めた思いを抱える

広瀬裕乃だけは、

自身の進むべき道について

悩んでいた。

 

そんな折、離島で

小さな診療所を営む杏の

父・正一が

危篤との連絡が入る。

杏は父のもとへ駆けつけるが、

ほどなくして正一は

息を引き取ってしまう。

父が気にかけていた

患者のことが気になった杏は

島に1日残ることにするが、

そこへ大型台風と土砂崩れ、

さらに未知の

感染症が襲いかかる。

杏が島で

孤軍奮闘していることを知った

唯織は、あることを決意する。

 

劇場版で言われるのは

映画である必要があるのか

二時間ドラマで十分ではないかと

いうことだと思います

こちらの作品は

「壁」といテーマに従って

舞台は様々な場所にあっても

一連の流れがとてもうまく

構築されていて

すんなりと見られる作品でした。

 

冒頭、緊急時の命の順番について

「トリアージ」と言う言葉が

出来てきましたが

緊急の手当を加えれば

生命が助かる見込みのある負傷者から

順番に助けるという

医療行為についてです。

 

例えそれが加害者であろうと、

極悪人であろうと

医療の現場においては

平等に考えられるのだと

改めて知りました。