金子みすヾという童謡作家のふるさとを訪ねる旅に出ました
奇跡的に残された3冊の詩集(512編)の中には
ここ仙崎の町の様子がたくさん織り込まれています
お土産やさんや商店以外の民家の軒先にも手作りで各家毎に工夫して書かれた
みすヾの詩があちらこちらに吊り下げられていました
仙崎の駅を降りるとすぐに耳に入ったのが
ぴゅーぴゅりい と甲高く町中に響くとんびの鳴き声
とんびの詩もそういえばあったなあ・・・
写真は駅前から始まる「みすヾ通り」と町が名づけた新町通りを真っ直ぐに歩き
ちょっとした横道の田舎らしい風情を楽しみながら「金子みすヾ記念館」の前を通り
みすヾのお墓のある遍照寺を通りその先この半島の先端になる瀬戸の浦に出て護岸沿いに
宿泊先の青海島観光ホテルまで歩いた道のりです
たどり着いた護岸から 青海島を目の前に望むこの海をしばらく眺めていました
ことしは海をぼーっと眺めてる機会が多いなあ なんてまたまたぼーっと考えながら
随分と長い時間 漁から帰ってきた船を数えてました
ここは仙崎イカが有名な有数の漁港で
とても小さな港ですが 明治頃までは町中を上げての捕鯨も盛んだったそうです
大戦後には海外からの引き揚げ船が寄港し日本へ帰ってきた人やってきた人日本から外地
へ帰る人 たくさんの人々がこの港を往来しました
もう少しお天気がよければ夕暮れの空ももっとすっきり見えたのだろうけど
こんな風にうす曇りな港の様子もなんだかいいよ と一人満足しながら王子山をみてました
相変わらず 3羽4羽と飛び交うとんびの鳴き声が港中にに響いています
さ 旅館に帰ってご飯の時間だね
明日は 金子みすヾ について書きたいと思います
興味ない方も多いでしょうが 詩も少し載せましょうね
疲れた日にも少し優しい気持ちになれると思いますよ
はい。Peace ♪
のバトンどうか少しづつ少しづつ広がりますように