
中国は健身(健康増進)の民間療法がいろいろあって、
按摩(マッサージ)や鍼、漢方薬などが浸透しています。
抜罐はそのなかでも最も普及している民間療法のひとつ。
「吸い玉」とか「カッピング」と言えば日本人でもわかりますよね。
北京でサウナやプールにいくと、背中に赤くて丸いアザをつけている人が普通にいます。
街でも小姐の普段着の襟元や袖口から抜罐のアザが覗いていたりしていますが、
本人も周りも気にする様子はまったくありません。
それぐらい日常にとけ込んだアザです。
ガラスの玉の中にアルコールを塗り、火をつけて素早く患部に伏せます。
するとアルコールが青い火を放って中で燃え(熱くないです)、
玉の中の酸素が燃えて気圧が急激に下がります。
そのため皮膚が玉の中に吸い込まれ、充血します。
このまま15分ぐらい放置したあと、ひとつづつひっぺがします。
「かぽ」「しゅぽ」と音がしてかわいい。
丸くできた赤黒いアザの色の濃淡によって、身体の悪い箇所が
わかるんだそうです。へー。
ちなみに、抜罐をしたら丸一日は入浴しちゃいけないんだそうです。
通常はマッサージ店や医院で施術してもらいますが、
自宅で抜罐できる器具も売ってます。これは火を使わず注射器のようなもので
カップの中の空気を吸い出す商品みたいです。
抜罐の料金は、マッサージ店での治療内容や店の設定によって違いますが、
だいたい30元(約400円)から。
2008

















