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ぺきんのぺ

お金と時間と体力がないので、時々だけ北京に行きます。

上海の風景にはシンボリックな高層タワーがありますが、
北京にもタワーがあります。

ぺきんのぺ-北京電視塔全景

でも、北京の観光ガイドではあまり見かけませんね。

実は外国人滞在スポットの多い東側とは反対側の、
北京市の西の外れにタワーがあるのです。


このタワー、「中央電視塔」といい、
テレビやラジオ放送のための電波塔です。

高さ405m、1992年に建てられたもの。
50元(約670円)で、エレベーターで展望台まで
あがることができます。


2階建ての展望室(225m 主題大庁)からは
北京市を一望できます。足下すぐには北京動物園と、
桜で有名な玉淵潭公園があります。

ガラス越しでなく、外に出て生の風景をぐるりと観られる
地上238mの「露天観景台」もあります。

ぺきんのぺ-電視塔 ぺきんのぺ-電視塔

$ぺきんのぺ-電視塔


さて、この展望室、1階部分は
ビュッフェ形式のレストラン(221m 旋転餐庁)になっています。
洋食、中華、デザートなど、品揃えもなかなか。
実はこのレストラン、塔を中心にゆっくり回転していて、
景色が変わっていきます。

ぺきんのぺ-テレビ塔 ぺきんのぺ-テレビ塔

北京の空に浮かびながら食事する気分は格別です。
デートにおすすめ。



ちなみにこのタワーの地上1階部分には
「太平洋海底世界博覧会」という水族館があります。

ぺきんのぺ-塔下海底世界

入場料は85元(約1,150円)。
人魚ショーや海底トンネルなどもあり、意外と本格的です。
お食事のあと、ぶらりとのぞいてみてください。
2005 2008

ぺきんのぺ-テレビ塔
第2回目の故宮講座では、前回に引き続き基本編。

まずは故宮博物院の中がどのような建物や施設の配置になっているか
みてみましょう。

この平面図は、故宮の北にある神武門(しんぶもん)の近くにある
旅行者案内所のなかに実際に掛かっているものです。

平面図は大きな画像でご覧になれます。この平面図は清朝の再現ですね。

ぺきんのぺ-故宮平面図

故宮は、ご存知のようにもとは紫禁城(しきんじょう)という、
昔の中国を統治した皇帝の住まい、政務の中心地。

ここでは年に何度か大きな儀式が行われていたので、
皇帝の偉大な権威を象徴した巨大な宮殿建築が
紫禁城の真ん中にあります。

これが「太和殿(たいわでん)」です。

$ぺきんのぺ-太和殿


日本人にはベルナルド・ベルトルッチ監督
映画『ラストエンペラー』(1987年)の一シーン、
幼い溥儀(ふぎ)の戴冠式でおなじみですね。
実際に撮影もこの故宮で行われたそうです。

この太和殿は故宮の中心的存在なのですが、
実際には儀式のための準備のために、
太和殿の背後には、中和殿(ちゅうわでん)と、保和殿(ほわでん)という
さらに二つの大きな宮殿建築があって、
この三つがひとまとめで「紫禁城の中心」です。

この三つの大殿(総称して三大殿)は、高い基壇の上に建てられました。

$ぺきんのぺ-故宮三大殿

この基壇は上から見ると「土」の字の形をしています。
なぜでしょう。これはまた別の機会にお話しましょう。
2003 2009

ぺきんのぺ-故宮平面図

↓ベージュ色のところが、一般公開エリアです。
$ぺきんのぺ-故宮見学エリア
北京には韓国人がたくさんいます。

韓国人がたくさん住んでいる近くには
韓国料理屋がたくさんあります。

これがまた本格的でおいしい。

で、よせばいいのに、韓国人経営者が、
ヘルシーだと人気が高まっている日本料理や
回転すしなどの店を始めたりしますので、
おかしな空気感の店が誕生します。

ぺきんのぺ-韓国日本料理

ここの回転すしの回転ベルトは、
なぜか小さな「まな板」が列車のように流れます。

ぺきんのぺ-韓国日本料理

おすすめの刺身定食。微妙です。
2007

$ぺきんのぺ-韓国店の日本料理

日本ではスーパーなどの食料品や生活雑貨の店で、
商品をもってレジに行きますが、
北京のデパートでは、お金を払うだけのレジ(収款台)があります。

ぺきんのぺ-デパート $ぺきんのぺ-デパート

例えば、服や靴など欲しい商品を選ぶと、
店員はそれを包装しても、手渡してくれません。


伝票に商品名や値段を書き、それだけを渡してくれます。そして、

「お金を払ってきて」

「レジはあっちにあるから」


と言います。



商品を受け取らずにお金だけを遠くまで払いにいくのは、
ちょっと不安です。


帰ってきたとき、この店員がいなかったら、
商品は誰から受け取ればいいのか?

信用できないなー、という気持ちがわき上がります。

ぺきんのぺ-レジ

レジはたいてい店の中心あたりに1か所ぐらいしかなくて、
全部の客がそこにお金を払いに来ます。


レジ係の小姐は「サービス精神」なんかありませんから、
笑顔はまったくなく、むしろ面倒くさそうに見えます。

おまけに何度もお金を数えたり、
ご丁寧に全部のお札を偽札判定機にかけたり、
他の店員と雑談したりして、スピーディにいきません。



何人もお客が並んでいるのですが、
油断すると後ろの客が横から手を伸ばしてきて、
レジ係の小姐の顔の前に自分の伝票を突き出します。

レジ係は「こっちの客が先だよ!」と
整理するつもりなどさらさらないので、
目の前に来た伝票を、はい、と受け取ります。

むかついてもダメです。先に行かれる隙があった自分が悪い。

悔しければ勝てばいいんです。これが中国です。

(全員がこう思っているので秩序が保てないんだろうなー)

そして伝票に ばん!ばん!と力いっぱい赤い「領収印」を叩きつけ、
そして、領収書の伝票と、お釣のお金

ぽい

と投げてよこします。

(くーっ、キビシーっ!)

ぺきんのぺ-デパート

ここからが驚きなのですが、
このかすれた赤いハンコのついたぴらぴらの伝票をもって店に戻ると、

店員は必ず客のことを覚えていて、
ちゃんと目があったら近づいてきて、伝票と引き換えに商品をくれます。

どんなに清算に時間がかかっても、
混雑してて見失いそうでも、
商品をもらいそびれたことはありません。

(ありがとうございましたの言葉も笑顔もないですが)

中国には「根本的に悪い人」はいないんだな、と思います(笑)。
2003 2010
北京では、餃子と言えば、普通に水餃子です。
水餃子というより、茹で餃子というほうがいいでしょうか。

ごはんや麺のように、主食として食べられています。

餐庁では、重さで計り売り。
黙っていると一皿が標準の1斤(イージン 500g)で出てきます。
1斤は、20個~25個ぐらいの量です。

多すぎる場合は半斤(バンジン 250g)と言えば、
10~12個程度になります。

$ぺきんのぺ-水餃子

また市街地ではファーストフードとしても
庶民に食べられていて、こちらは小皿もあり。

女性でもお皿に山盛り(12~15個ほど)を一人でぺろりと
平らげてしまいます。

店によってだいぶ違いますが一人前6個ほどで、
5~25元(約70~340円)程度です。

もちっ、とした厚手の皮に、
羊肉や豚肉と野菜が汁たっぷりに包まれていて
生のニンニクをかじりながら、酢(黒酢)にちょっとつけて頂く。

ぺきんのぺ-にんにく

ニンニクのピリッとした辛みと、もちもちした皮の食感、
噛むと中からあふれる肉汁のハーモニーがクセになり、
つぎつぎと口にいれたくなります。

皮の中の具には、三鮮(海老など三種類の海鮮)や、
緑のニラ入り、赤色のトマト入りがあり、
皮の内側の色がうっすらと透けてみた目も綺麗。

ぺきんのぺ-水餃子


水餃子は家庭料理としてもポピュラーで、
普段の食事だけでなく、春節(中国の正月)、大晦日や、
お客様をもてなすときにも、
家族みんなで皮に具を包むのを手伝ってつくるのです。

北京ダックや宮廷料理もいいけど、
庶民の味の代表、餃子をお忘れなく。
2004 2008

ぺきんのぺ-餃子