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ぺきんのぺ

お金と時間と体力がないので、時々だけ北京に行きます。

結婚式と言えば、真っ白のウェディングドレスを身にまとうのが
新婦の夢ですよね。

日本の結婚式や披露宴も「潔白」「神聖」「純真」「清潔」を
意味する白色が多用されます。

でも中国では「赤色」が縁起のいい色だとされていますので、
披露宴会場もごらんのとおり!

新婦の顔がどーんと刷られた
ステージの背景のパネルもすごいですね。

ぺきんのぺ-おめでたい色

最近では新婦は白のウェディングドレスを着ますが、
それ以外は、親御さんの希望である伝統を守って、赤が使われます。

ぺきんのぺ-結婚式

披露宴の前に、親族をのせた赤い車で、市内をバレードします。
とっても目立ちます。

ぺきんのぺ-結婚式 ぺきんのぺ-結婚式

これはスーパーで売っている下着です。まっ赤です。
うーん、下半身が熱くなりそうです。目

ぺきんのぺ-おめでたい色

2009 2010
北京市をぐるりと取り巻く環状道路。
その中でも交通量の多い「三環」の東側、東三環路。
そこに、無惨に焼けこげた大きなビルが、そのままあります。(2010年5月)

ぺきんのぺ-焼けたCCTV ぺきんのぺ-焼けたCCTV


燃えたのは、国営中国中央テレビ(CCTV)ビルの、
新本部ビルに隣接する北配楼。

実は2009年2月9日の夜、春節(旧正月)の
花火の違法打ち上げで燃えてしまったのです。

$ぺきんのぺ-CCTV1280
↑燃える前の様子 真ん中がCCTV北配楼、右が新本部ビル


その日、わたくしは北京におりました。
その記憶をたどってみます。


春節(だいたい2月上旬)は中国人にとっての本命のお正月なので、
ふるさとのある中国人は実家に帰省します。

駐在している外国人も中国人の従業員がお休みでいないので、
帰国したり旅行したりします。

それでも北京に残っている日本人向けに、
そんなとき営業しているのは日本人向けスナックぐらいしかなくて、
わたくしも亮馬河の外れのスナックで、小姐とのほほんとわい談歓談してました。

中国では、春節のときは、爆竹を打ち鳴らしたり、
花火を盛大にあげてお正月を祝うので、
町中には爆音が響き渡っておりました。

その爆音のなかを、 ウ~~~~~ウ~~~~~メラメラとすごい消防車や
パトカーのサイレンの音が!

スナックで小姐とちちくり中国語の勉強が忙しかったので
あまり気にしませんでしたが、あとから来たスナックに来たお客が、

「CCTVビルが燃えてる!」

ええ!どういうこと?・・・とはいえ、そんなにオオゴトだと思わず。

なにせ、北京ではちょくちょくビル火災があり、
この頃にも大望橋近くの工事中の新光天地の高層ビルでボヤがありました。

あはは。というわけで、気にせず引き続き小姐と接近中学習中。


いい気分で部屋に戻ってから、ネットを見ると、

ぺきんのぺ-燃えたCCTV

おお!これは思っていた以上に大きな火災でした。

ぺきんのぺ-燃えたCCTV ぺきんのぺ-焼けたCCTV
↑翌日、しっかり見に行きました。

時事通信の報道によれば、北京市同市消防局は10日、
CCTVがビル付近で花火数100発を違法に打ち上げたことが
原因と発表したと、新華社通信が伝えたそうです。

↓記事
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2569783/3773359

↓写真
http://cnreviews.com/beijing/cctv_fire_photos_20090209.html


その後、構造は残して修理することに決まったそうですが、
2010年春まだ着手されず、無惨な姿をさらしています。

燃えた部材の粉やススが風にのって付近の住宅の上に降りかかり、
近隣の人たちの健康を損ねているという二次被害も
起こっているそうです。
2009 2010
『天安門、恋人たち』というのは邦題で、
原題は『頤和園』、英題は『Summer Palace』。

頤和園(いわえん)って、北京市の北西にある大きな庭園です。


さて、この映画『天安門、恋人たち』は、
2006年の中国、フランス共同製作作品、上映時間は140分。
監督・脚本は、ロウ・イエ(婁燁)

↓公式サイト
http://www.imageforum.co.jp/tenanmon/

ぺきんのぺ-映画 天安門、恋人たち

わたくし花花公子が社会人になりたてのころ,
中国といえば
1989年の「天安門事件」の印象が強烈で、
中国はおどろおどろしい国のように感じておりました。汗

そういう日本人へのインパクトを狙ってつけられた邦題では?
実際、天安門のシーン、天安門事件のシーンはほとんど出てきません。

ちなみに原題『頤和園』ですが、頤和園もほとんど出てきません。
タイトルはあまり気にしないほうがいいです。

お話は「恋愛もの」で、舞台は北京だけではなく中国各地、
ベルリンまで飛びます。

1987年、北京。
主人公はユー・ホン(余紅)という女子大生。
友人に紹介された男性、チョウ・ウェイ(周偉)と激しい恋に落ちる。
大学は、自由と民主化を激しくもとめる学生たちにあふれ、
1989年、天安門事件が起きる。
ユー・ホンは混乱する大学を中退し故郷へ。
チョウ・ウェイは友人たちと自由を求めベルリンへと渡る。
10年の歳月が流れ、チョウ・ウェイは中国に戻り、
想い続けていたユー・ホンと再会。
ユー・ホンもまた、チョウ・ウェイを心の底で想い続け、
故郷吉林省の図們、深セン、武漢、重慶と転々としながら、
愛の無いSEXを繰り返して過ごしていた。


ユー・ホン役は、ハオ・レイ(郝蕾)
チョウ・ウェイ役は、グオ・シャオドン(郭暁冬)

↓左がユー・ホン、右チョウ・ウェイ
ぺきんのぺ-映画 天安門、恋人たち ぺきんのぺ-映画 天安門、恋人たち

この映画、あまりサイトなどでストーリーがちゃんと
紹介されていませんが、SEXシーン、自殺シーン、幻覚シーン、
オナニーシーンなどがあり、かなりきわどいです。ショック!

しかし、手持ちカメラ、長回しシーン、
あまり良くない画質(大学の女子寮内など暗いシーンが多い)のせいか、
まるでその場に居合わせたかのような生々しさ。

俳優たちの演技も、そこにカメラがあるとは思わせないような、
現実的な空気感でせまってきます。


天安門事件を学生側の視点で描き、
SEXシーンが随所に出てくる上に、
政府の許可なしで2006年のカンヌ映画祭に出品したことが問題になり
中国国内では現在でも上映禁止。監督も5年間の表現活動禁止になりました。
ドンッ

天安門事件のシーンは、ストーリーの背景として描かれていて、
体制批判的なものではないです。中盤に混乱シーンが少しだけ。

原題の頤和園も、主人公二人がボートに乗り、ゆったりと時間を過ごす。
それぐらいしか出てきません。かお


それよりも、ユー・ホンが柳の綿の舞う校庭で
自分の深い愛の気持ちに対峙し一人で身もだえるシーン。

ベルリンでのチョウ・ウェイの友人の突発的な自殺シーン。

ユー・ホンの肉食系といいますか、どん欲な性欲。

台詞のほとんどない、長時間の海の再会シーン。

出会い、別れ、離ればなれになり、
愛情の持って行き場を失った二人の、若いゆえに
消化しきれない息がつまるような時間を、
140分間にわたって目撃することになります。



それは人間関係の希薄な現代の社会では、
なかなか得る事ができない命の声です。
ロウ・イエ監督は、それを描きたかったんじゃないかな。

肉体で愛せても、心で愛を受け止められるのか、
出演者たちの心の痛みや疼きが次々に伝わってくる映像で
女優ハオ・レイのおっぱいへの興味うんぬんではなく、
やっぱり観ているほうも胸が苦しいです。あせる
2008
2007年1月に撮影した故宮博物院の主殿、太和殿の姿。
すっぽり覆屋におおわれていますね。

ぺきんのぺ-修理中の太和殿

故宮博物院は、2008年のオリンピックに向けて
古建築の大規模な修理を行いました。

実際のわたしの撮影記録によると、延春閣(2002年・非公開)、
武英殿(2003年-2004年)、午門(主殿のみ・2004年-2005年)、
弘義閣・右翼門(2004年-2005年)、体仁閣・左翼門(2005年-2006年)、
中右門・崇楼(2005年)、中左門・崇楼(2006年)、
慈寧宮(2007年-2008年・非公開)、太和門(2006年-2008年)、
太和殿(2006年-2008年)、文華殿(内装・2008年)、
神武門(2008年)というように、中軸線上の主立った宮殿と、
将来の公開を予定しているもの、傷みのはげしいものが優先的に修理、
修復されていったようです。

紫禁城平面図はこちら(別のサイトにジャンプします)。


故宮の前身である紫禁城は、
1420年に明の第三代皇帝である永楽帝が、
もともと北京にあった元大都をベースにして造営しました。
1644年の李自成の乱でほとんど全焼しましたが、
次の満民族による清王朝が原基にしたがって復旧を行いました。

中華人民共和国成立後も、故宮博物院は「保護を重んじ、
重点的に修復する。全面的に企画し、一歩一歩実施する」という
古建築管理の方針をもとに修理をすすめているそうです。
(故宮博物院公式HP)



修理期間中の故宮博物院で、新旧入れ替わる部材を見かけました。

これは修理現場に保管されている、下ろされた古い瓦です。
瓦の裏には、漢字と、満文字で古い銘が記されていますね。

ぺきんのぺ-故宮の瓦 ぺきんのぺ-故宮の瓦


そして、こちらがこれから太和殿にのせられる21世紀の新しい瓦。
瓦の裏には「二〇〇六年」の文字が押されています。

ぺきんのぺ-故宮の瓦 ぺきんのぺ-故宮の瓦

ぺきんのぺ-故宮の瓦

次に太和殿の瓦が葺き替えられるのは、いつのことでしょう?
22世紀まで、宮殿を風雨から守ってくれるでしょうか。
先人たちの築いた文化の結晶を、いつまでも大切にしたいものです。
2007 2008
ガイドブックやカレンダー、ポスターなどで、
世界遺産 中国 万里の長城だぜ!って、いかにもなのは、
この「八達嶺長城」(はったつれいちょうじょう:バーダーリンチャンチュアン)が
一番有名です。

2002年に初めて行きましたが、感動して涙がでました。

ぺきんのぺ-八達嶺長城 ぺきんのぺ-八達嶺長城

「万里の長城」と日本人は呼びますが、
中国ではあまり「万里の」とはつけず、ただの「長城」といいます。

東は遼寧省虎山から、
西は甘粛省嘉峪関(将来ぺきんのぺで紹介します)まで、
その長さ約8,851km(中国政府国家文物局・国家測量局2007年5月~2008年12月調査、発表)。

八達嶺長城の場所はこのへん(Google Map)八達嶺長城の場所

さて、ここでは、あまりガイドブックやポスターに載らない
生っぽい八達嶺長城の場面をみてください。


団体用のバスが停まる駐車場には、さっそく
入場券(門票・メンピャオ)売り場がありますが、
ここで急いで買う必要はないです。かお

八達嶺の入り口はまだ遠い。
ここから歩いて5~10分(途中お土産物屋があり寄りがち)。

$ぺきんのぺ-八達嶺長城 ぺきんのぺ-八達嶺長城



入り口は、テーマパークのゲートみたいです。
門票(磁気カードタイプ)は成人45元(約600円)2003年

ぺきんのぺ-八達嶺長城 ぺきんのぺ-八達嶺長城



ここから入らずさらに奥に進むと(約10分)、
ロープウェイ乗り場があり、頂上付近にショートカットできます。ニコニコ
片道券で40元(約520円)2008年

ぺきんのぺ-八達嶺長城 $ぺきんのぺ-八達嶺長城



長城のメインの城壁部分は「馬5頭、人なら10人並んで進める」広さです。
勾配はこの通り。勾配というか階段部分もあります。
靴はスニーカーなど運動靴が必須です。スポーツ

ぺきんのぺ-八達嶺長城 ぺきんのぺ-八達嶺長城


城壁の要所要所にある「のろし台」です。休憩ポイントです。晴れ
夏は貴重な日陰ですよ。城壁の上に売店もあります。

ぺきんのぺ-八達嶺長城 ぺきんのぺ-八達嶺長城

ぺきんのぺ-八達嶺長城 ぺきんのぺ-八達嶺長城


帰りは中腹から一気にスライダー(下山滑車)でっていうのもあり。
下りるだけです。30元(約390円)。

ぺきんのぺ-八達嶺長城 ぺきんのぺ-八達嶺長城

ここで注意です。ビックリマーク

スライダーで下山すると、
ロープウェイの登り口とは山を挟んで反対側に出てしまいます。
タクシーとか自家用車でいくと、駐車場までとても遠い!


初心者として一番いいのは、
テーマパークのような正面の入り口から入り、
長城を歩いて、そこそこのところまで登り、
同じゲートまで下りて戻ってくる、往復パターン。

またはロープウェイで頂上まで行き、少し下って、
また登って、ロープウェイで戻ってくる。

ちょっと満喫度が弱いですが、短時間で長城を楽しむには、
これがいいです。音譜

スライダーで下りるとここに着きます。
正面入り口はここ。ロープウェイの乗り場はここ
(Google Map、航空写真でご確認ください)


ぺきんのぺ-八達嶺長城

スライダーで降りると、なぜか熊園(熊ばかりの動物園)があります。べーっだ!
2002 2003 2008