地球の未来を真剣に考える -4ページ目

地球の未来を真剣に考える

ネガティブな私ですが、できることなら人生楽しみたいと思っています。毎日毎日鬱になりそうですが、それも頑張って跳ね除け、イキイキ楽しく生きようと努力してますよん。


2011年5月11日17時45分、俺のお父さんが死んだ。


2011年5月11日
徹夜きっついなぁ・・・
俺、中央大学2年の(私)は朝早く出かけるために徹夜をする癖がある。
徹夜しようと4時くらいまで踏ん張り、5時ごろ撃沈が王道パターン。
次に目を開けるのは大抵正午である。
そんな俺も何とか徹夜に成功し、7時には家を出た。
7時なんて大学生にとっちゃ早いのだ。
なんで7時に家を出たのかというとバイト先にスーツを取りに行くためだ。
とある事情により俺はバイトをやめた。
スーツとクツを置きっぱなしにしていたのである。
八王子に着き誰も居ない校舎からスーツを奪取に成功する。
そしてカギを所定の位置に戻し、大学を颯爽と目指すのだがそこは俺。
忘れ物をするのを忘れない。
お気づきだろうか。クツである。

大学の授業は退屈なので早送りで展開します。

キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン

今日の大学の授業も終わり、19頃帰宅。
留守番電話のアイコンが光っている。
ま、俺には関係ないっしょ。
は~やれやれ今日も平凡な一日でした。
DSの二ノ国完全制覇に向けて奮闘しますか。
1時間後。
飽きてきて小腹も空いたので階下へ降りた。
なんか今日は階段を下りると足がプルプルしますね。
台所にチワワな足で到着。
冷蔵庫の一番下の冷凍庫から大好きな冷凍から揚げを引き出す。
なになに。
レンジ(500W)5分。
ピッ。
俺はテレビをつけた。
5分もレンジの前に立ってられない。
はねとび残り10分。
ドランクなんたらの鈴木がAKBのあっちゃんからキモイ言われている。
ピッピッピ。
罰ゲームで禁断の過去を暴露しているらしい。
名前のわからん3人がどれだけ暴露をしその過激さを競っているようだ。
過激でない暴露をしたら番組への愛が足りないというレッテルを貼られるらしい。
どんまいW
ぴっぴっぴ。
何故か俺はレンジの温めが終わっても一回目の呼び出しでは絶対取りにいかない。
そのころには食べることにではない方に関心が向いているのが定石だ。
あっ。
今日の昼ごはんも330円チキンタツタバーガーポテトコーラの欧米。
からあげはじゃパーニーズだけど似たようなもんだね。


がちゃ。
「(私の名)。」
あ~~~?
お母さんが帰ってきたようだ。





「お父さんを守れなかった。」







俺は一生この言葉を忘れない。






「(私の名)。」
あ~~~~?
いつもの俺の返事である。
曇りガラスには2人の影。
ん?この影はおばあちゃんだ。
だらしない返事を聞かれてしまった。恥ずかし。







「お父さんを守れなかった。」
お母さんが左腕を抱く。


「?」




「お父さんはね。死んじゃったんだよ。」





「え?」
ぎゅっとおばあちゃんに両手を握られる。
とっても冷たい手。でも目はなにかで潤い熱い。







「それホントに言ってるの・・・?」



このあと何を言われたか何も覚えていない。
茫然自失とはこのことだろう。
何秒経っただろう。2秒?5秒?10秒?
とっても長かった。
意識が中を舞った。

「座りなさい。」
おばあちゃんの声で我に返ると座りこんだ。

どんな会話がなされただろう。
「いつ?」
「17時46分だって」
おれはその時学校の授業が暇でノートに歌詞を書いていたころだ。

「あのおおバカ。」
「・・・・」
「あたしより先にいくなんて」
「・・・・」
「ごめんね。お父さんを守れなかった。」
「・・・・」
「信じられないよ」



頭がグワングワン唸る。頭の中が白濁してきた。



「・・・もう会ってきたの?」
「仕事が終わってね。ケータイに留守電が入っててね。」
「あたしが直接電話をとったんだ。『○○○○病院です。(父の名)さんのお母さんでよろしいですか。
奥さんには繋がらなくて。』って言ったんだ。
(父の名)の病院からウチへ電話がかかってくることなんて無かったからまさかと思ったんだけど」


ちょ、ちょっと待って話を先に進めないで。ストップ。

お母さんが電話機の留守番電話のアイコンが光っているのを認めるとボタンを押した。

ピ。

「3件です。ツー。『もしもし!(父の名)が死んじゃっっ』」
ブツ。
「聞きたくない!」
「このメッセージを消去します。・・・消去されました。」

「トゥルルル」
「あっ。もしもし祐樹?今どこ?今日家まできてくれない?うん。・・うん。
ちょっとお父さんが大変なの。・・・うん。・・うん。」
兄ちゃんは新入社員の研修で忙しい毎日を送っている。明日も研修なのだろう。
電話越しから「なんで?」「何で?」ばかり聞こえてくる。
というのも、都心からくるのに気が動転するだろうからとの理由で本当のことを電話では言わなかったからだ。
時間も21:30ごろだったこともあり無理もない。

ピ。

「(兄の名)これから来るって。10時45分ごろには着くって。」

「あのおおバカ。」
「あたしより先にいくなんて」
「残された人間の気持ちを考えたことあるのか。」
「何もかもがわからなくなっちゃったんだね。」

何回おばあちゃんからこのセリフを聞いただろう。
俺はというとまだ夢見心地でいた。
ただ胃の中でなにかどろどろしたものがうごめき、舌が膨張しそのまま溶け出すような感覚に見舞われていた。

「・・・・」
だまっていても仕方ない。
そう思い3人分のお茶とお菓子を出す。
「気を使わないで。いい子だねぇ。」

違う!


その間にお母さんは、おじさん。おばさんのうちへ電話をかけていた。
人間はこういうとき気が張って頭の回転が速くなるのは本当なのだ。
「おばちゃん。いまから来るって。」
「いまから?車?」
「車は止められたから、電車だって。」
「そりゃそうだ。気が動転して危ないもの。」


ここから先の会話は初めて聞くものだった。

「現実じゃないみたいだ。」
「本当だね。」
「どうして・・・バカだねぇ。」
「お父さんね。死にたいって言ってたんだ。」
「・・・・・」
「・・・・・それっていつ」
「先月の30日。」
「・・・・」

30日といえば、お父さんが家へ停まりにきていた日の事だ。
俺はバイトで30日は朝から晩までバイトだった。
次の日31日も午後からバイトだった。
午前中にお父さんに会った。
俺が起きたのは11時。バイトは2時から。
「じゃ」
「こら。お父さんにあいさつっ」
「いってきまーす」
「・・うん」


つまり、最後の会話というやつだ。
ドラマなどではよく後悔のシーンで使われる。
これで後ろにカメラが回っていればどんなに良かったことか。

この時はもちろんこのときはこれが最後のあいさつになるとは思ってもいなかった。
顔すらまともに見ていない。


「死にたい・・・?」
「(私の名)には黙っていたんだけどね。」
「ここの所本当に調子悪くてね。ゴールデンウィーク中いろんなことあったし。」
「30日に帰宅したときにね。一日中言っていたのよ。」
「病室のカーテンがしまっていてね。相部屋の患者もみんな居なかったんだって。それで誰も気付かないで・・・」
「看護師さんが見つけて蘇生処置を施したらしいんだけど。」

死んだって自殺?薬か?
ただ俺はそこまでまだ聞けなかった。
ただ恐ろしかった。頭をキリキリ締め上げられるような感覚。
止まらない足の振るえ。
なにかの世界が崩壊した。
小説・ドラマの世界なんてしょせんフィクション。
作り物。他人事。
その作り物の世界が大地震で崩壊して、リアルの津波が押し寄せてきた。

「どうしてこんなことを・・・」
「そんなに悩むことない。大丈夫だからってあれほど言ったのに。」
「そんなこと考えてる余裕がなかったんだよ。」
「心配事が多すぎて自分が何をしていいのかわからなくなってしまったんだよね」
「そんなに悩むことなかったのに。」
「わからないよ。」
「わからないよ。病気だもん」
「頭ん中のなにかがおかしくなっちゃったんだよね。」
「検視に調べてもらいたいよ」
「・・・・」


俺は作り物の世界でいい。
これ以上話すな。
言葉にするたび波が俺の作りものの砂浜に押し寄せ、砂の城を削り取っていく。
やめろ。

「お兄ちゃん帰ってくるならこの荷物片付けないと。」
冷静にお母さんが言う。
冷静?
違う!
じっとしているのが怖いのだ。
じっとしているのどんどんリアルの水位があがってきてしまうのだ。
なんとかもがき、息をせねば死んでしまう。そんな感覚。
俺とお母さんは散らかった部屋を整理し始めた。
普段やりもしない食器洗いをした。

「いい子じゃないか。こんないい子をおいてあのバカ。」
違う!溺れたくないだけだ。やめろ。




10:30ごろになりお母さんが兄ちゃんを向かえに行く準備をし始めた。
「あの子には車で話すの?」
「いきなりここへ来ても付いてこれないだろうから。私が落ち着くまで車内で話ます。」
「そう・・・」

3人体制からの開放。
お母さんは兄ちゃんを向かえにでかけた。
残るは先立たれた母親と取り残された息子。

「これから大変だと思うけど、お母さんを支えていくんだよ。」
おばあちゃんも顔が近くに寄る。
「そうだね。」
「はぁ。全くあのバカ。」
「・・・・」
「何を考えていたのか」
「・・・・」
「まだ何にも話せてないのに。」
「そうだねぇ」
「せっかく20になって大人の会話もできるようになってきたのに。」
「うん・・」
「ありえないよ。」
「・・・・」
「お父さんと話したことなんほとんど無いよ。教えてもらいたいことたくさんあったのに。」
「そうだねぇ」
「なんかこうギクシャクしちゃうんだ。」
「おじいさんとお父さんもそうだったよ。男同士ってのは。」
「・・・・」
「これから子供作って見せてあげるのに。兄ちゃんが先かもしれないけど。」
「まだまだこれからなのにねぇ」
「○町のおじいちゃんみたいに膝の上に孫を乗っけてる満足そうな笑顔が見たかった。」
「うん・・・」
「早すぎるよ。まだ50だよ?」
「早すぎる。あたしより先にいくなんて・・・おおバカもんの親不孝だ。」
「少しでも打ち明けてくれたら何か変わったかも知れないのに。」
「どうだかねぇ。なんにもわかんなくなっちゃってたからねぇ。」
「でもせめて話はしたかった。まだ俺がどんな人間かもわからないだろうに。」
「そうだね。突発的にやったんだろうね。」
「・・・・」
「7日に会いに言ったときは元気だったんだよ。背筋もピンとしていたし。」
「その反動なのかな・・・」
「・・・・」


お母さんには見せられない感情だった。
俺が泣いたらさらに場が暗くなる。
だけど、おばあちゃんなら本音を言える。
二人で泣いた。


「・・・病室の状況はどうだったの?」

聞いてしまった。
もっとも聞きたくないけど、一番知りたいこと。
これを聞いたら現実の波が押し寄せてくる。やめろ。でも知りたい。


「ん?さっきも言ったけど、3時ごろにはタバコを吸ってたって。相部屋の患者さんたちが皆居なかったんだって。
それでカーテンもしまっていた。それでもってズボンのウエストの紐を使ってロッカーの取っ手に・・」

もう十分だった。
現実感がよりいっそう濃くなって頭のなかの砂の城に押し寄せる。

最後のタバコの味。
紐を結ぶ時の心境。
首に食い込む紐。
苦しみからの解放。
死ぬ間際に感じる苦痛に勝る、死後の快楽。
死ぬ間際の恐怖に勝る、現実の恐怖に怯えた。
その最後に何を感じた?
何を思った?

後悔?苦痛?解放?快感?
意識が無くなる最後の瞬間に何が見えた。
家族の顔?極楽浄土?
それとも新世界への逃げ道?
無?

何がそこまでお父さんを追い詰めた?
仕事?家族?日常の些細なこと?
俺?俺?俺?俺?

どうしてすぐに立ち上がらなかったの?お父さん?
意識が無くなるまで何秒あったの?お父さん?
苦しかったんじゃないの?お父さん?
足は付いていたんだしすぐにやめられたんじゃないの?お父さん?
やめてよ。なんでそんなことすんだよ?
現実ってそんなに怖いものなの?教えてよ?
それって死ぬことより怖いことなの?
残される者の気持ちが考えられなくなってしまうほどの苦痛だったの?

なんということだ・・・

お父さんの死に顔が目に浮かぶ。やめろ!
目は見開いていたのか?やめろ!
汚物が体から流れでたのか?ヤメロ!


兄ちゃんのお母さんが帰ってきた。
古い冷蔵庫を捨てるときにさえ泣いた兄ちゃんがいやに静かだ。

「信じられねぇよ・・・」
「・・・・」
「電話をもらったときにはもう気付いた?」
「うすうす・・声の感じが違ったから。」
「そっか。」
「はぁ。全くあのバカ。」
「・・・・」
「何を考えていたのか」

もちろん兄ちゃんはここまでなされた会話のことは知らない。
むしろ、この2ヶ月というより大学4年間の間でお父さんがどんな状況だったかなんてほとんど知らないだろう。

「お母さんがいないから言えるけど、俺が泣いてたらお母さんが耐え切れないよ。」
ああそうだろう。
俺はお母さんの前ではメソメソできないと心に誓った。

「なぁんでこんなことになっちゃったんだろう。バカだねぇ。」
「・・・・」
「家族のこともなにも考えられなくなっちゃたんだろうねぇ。」

「何度も『帰りたい。』『こんなところは嫌だ。』『帰らせてくれ』って言っていたんですよ。」
「いや。(母の名)さんは間違ってない。正しいよ。」
「5日の日に3階に移される時、すごい剣幕で嫌がったんですよ。」

うそだろ。あのお父さんが?
人のことを第一に考えて、強くものを言うことが無いお父さんが?
俺の心はスプーンでえぐられた。

「『いやだ行きたくない。』『こんなことを看護士には伝えないでくれ』って言っていたんですよ。
私間違っていたのかな。」
いや。間違ってない。俺だってその話は聞いている。
死なれては困るんだ。
生きるために束縛されてくれ。
俺は本気でそう思う。
なにも悪いことはしていないんだよ。お母さん。
あなたは正しい。
でも心が痛むでしょう。
後悔の沈殿物がどんどん心を酸欠状態にしていくのでしょう。
俺にはお母さんほど頼りにできる人はいないんです。
病気にはならないでください。
元気でいてください。
お願いします。


さすがに疲れてきた一同。
ありったけの布団を1階にもって行き、雑魚寝できるようにした。
一人じゃ誰もが現実を受け止められず不安だった。
だからこうして残された遺族は集まっているんだ。
涙するんだ。
悲しいんだ。
わからないんだ。

何を?

あなたの心をです。お父さん。

「今頃天国で楽になっているんだろうよ。」
「それがお父さんの最善の選択だったんだよ。」
「一人で楽になりやがって。残された人の心考えたことあんのか。」
「逃げ道をどんどん自らなくしていってたどり付いたのがこれか」
「眠っているときしか楽なときがないっていってましたね。」
「起きていれば何でも怖い。薬を使っても眠れない。」
「結局永遠に眠る方法を思いついた。」
「お父さん言ってたのよ。俺はもうだめだって。子供たちを頼んだぞって。
なにってのよバカっていってやりましたよ。」
「・・・・・」
「俺はもう口に出してしまった。もう戻れないって」
「・・・・・」

お父さんは機械ですか。コンピューターですか。
人間なんだから言ったことは忘れてしまってください。
さっぱり忘れてリセットしてください。
時間はたっぷりあるんですから。
やめてください。そんなこと。

お願いですから。


「結局お父さんに親孝行させてもらえないままいっちゃったな。」
「お兄ちゃん、初給料で父の日のプレゼントを用意しようと考えていたんですよ。」
「親孝行したいときには親はいないっていうか。」
「そうだね。」
「すごい親父だったよお父さんは。」
「この家にあるもんぜーんぶお父さんの物なんだよね。すげーよ。」
「俺、外では親の年収超えてやるなんて言ってるけど、この年でこれだけ貯めてるって本当に尊敬できるよ。」
「うん。」
「超えてやる超えてやるって考えていても、必ずどこかで突き放される。俺が保険の話したときも
『お前は保険屋だけど(兄の名)にはまだ負けない』って言ってた。ゼッテー抜けさてもらえなかった。」
「すごいよな。」
「子供の一人を就職まで育てて。もう一人を大学までやって。なにが不安だったんだろーね。
端からみたら幸せそうじゃないか。」
「お父さんね、それが夢だって言ってたもん。」

?初耳。
普段夢なんて語らない、初めてのお父さん夢。
それは「自分の家族を作ること。」

なんだこれ。うっわ陳腐。
あれ。なんだこのすごい暖かい気持ち。
なんで?なんで?
すごくありふれた夢。
すごくあふれた涙。
親の愛情をこれほどかみ締めたことは他にない。
そしてそれゆえの男の格闘も。


「お父さん、若いころ言ってたの。問題は嫁を見つけることだって。」


おばちゃんがAM1時30分ごろ到着。
「久しぶり。こんな形でだけど。お!かっこよくなったね。」

・・・もちろん俺にではなく兄ちゃんにだ。
大丈夫だ。問題ない。


話は振り出しに戻り、なぜこんなことにという話題になった。
さすがはお父さんの姉。
性格が正反対で言いたいことはビシバシ言う。


おばあちゃんお得意の「ばかだねぇ」に蹴り一発。
「(父の名)が選んだことなんだから責めちゃだめ。」

(私の苗字)家で全員どんよりムードで話題は病院の話へ。

「せっかくよりしっかりした管理の病棟に嫌々移ったのにこれじゃぁねぇ。」
「これは管理不行き届きだよ!私の病院でこんなこと起きたら大変だよ!」
「3時から5時までに2時間の空白を作るなんてどうかしてる。」
「本当に看護士は知識持ってんの?」
「もしわかっていなくて対応していたのなら医療ミスだよ。」

実に心強い。

「病院に電話して聞いてみたけど、『担当医じゃないのでわかりません?』じゃいいです。」
「(母の名)には悪いけどね。私は悲しいというより怒りを感じているよ。」
「このままだと裁判を起こしかねないね。」

多分生まれる時代が違ったら女武将として歴史上の有名人の一員だっただろうな。

皆に少し元気が出てくる。

----------------------------------------------------------------------------------------

手記はここで終わりです。

この手記のあとの出来事は定型でありました。

次のA.M11:30ごろ死体が届き。

その面を拝み、少しおいて火葬場に送る。それだけです。

なんの感情も付きまといません。最後の別れの時でさえ、骨になったその時さえ。

----------------------------------------------------------------------------------------
以下の文章は私の経験に基づいていますが、嘘とも真実ともつかない話です。
信じるかどうかはあなたに任せます。
これは私の闇です。私に一生付きまとう人生の影です。呪いです。
あのときから10カ月が経とうとしている。

-----------------------------------------------------------------------------


簡単に親は殺せる。

いや、死んでしまうのかもしれない。

そいつの心配事を増やしてやればいいのです。

自分の親はあなたのことをなによりも大事にしていることでしょう。

そう、自分の命よりも。

もし親が子どものことを愛していないのであれば、簡単には殺せません。


実力行使が必要です。

それと、親がもともと心配性であったり、几帳面であることが大切です。

その性格があればなお良いという程度ですが。

しかし繰り返しますが、子供のことを愛している親ならば簡単に死にます。

心配事でいっぱいにしてやることです。

具体的には、学校のこと。成績のこと。友達のこと。性癖のこと。直らない癖のこと。

なんでも良いのですが、解決し難いことがいいでしょう。

たとえば、以上に楽観的で罪の意識を持っていなければどうでしょう。

平気で違反をする。警察のお世話になる。家の鍵を財布ごと無くす。ものを取られる。

こんなことを繰り返す子供に対して親は心配が尽きなくなってくるはずです。

こうなったらこっちのもん。気を付けるのは親から見放されないように、良い子ぶることのみ。

あとは勝手に親が自分を責め始めます。

時間はかかりますが、確実に親は死に近づいていきます。

鬱病でも発症したら秒読みだと思って結構でしょう。

命が擦り減っていくのが手に取るようにわかります。

こうなってくると、さすがに家にはおいて置けません。

はたから見ても、親がおかしく見えるからです。

意気消沈し、語りかけても返事をせず、見えない不安に苛まれるようになります。

この時点では伴侶がいくら声をかけようが、子供が何しようがお構いなしに自分の世界に浸っています。

したがって、精神病院に行かせることになるでしょう。

医療費は馬鹿にならないので注意しましょう。

親が勤めている会社の福利厚生がしっかりしているのであれば、医療費全額支給なんてこともあるでしょう。

精神病棟に入れば行動は確実に制限されますので、薬などで死ぬことはありません。

ではどうやって命を絶つのでしょうか。

パジャマのズボンのに入っている腰ひもです!

それも、たかが直径五ミリに満たない細いものです!

それを二重に首に巻き、ここからが傑作です。

身の丈ほどの服を入れるロッカーの取っ手!ここにかけて体をくの字に曲げて!

両足は無論、地面についているのに!

その憐れな親は死に絶えたのです。

---------------------------------------------------------------------------------------
以下(2)に続くは親が死に絶えた夜に書いた手記です。

私に影を刻み込むことになる出来事をその日のうちに書き留めたものです。
---------------------------------------------------------------------------------------
早く社会人になって、『会社にこれだけ貢献した!』とか『こういう交渉に持ち込んだ!』とか『私がこれこれしたからなになにになった!』という風になりたい。

大学生のアルバイトじゃたかが知れてる。アルバイトでもお客様にイベントやクラブ会員に入会してもらえた!というスコアキーピングはできますが、いまいちモノの大きさに欠ける気がする。

これからの就職活動に向けて心掛けたいことは数多ありますが、一番に望むことは将来、発展する可能性が高い企業です。21世紀にふさわしい社会貢献をしていける企業。社会に新たなニーズを創造し、需要を満たせる企業。

私の中では『環境問題』に取り組んでいる企業を望みます!現代の流れはエコです。エコと聞くと何か偽善臭いと感じる方が多いのが実情だと正直思います。
それはIPCCのデータ偽造によるCO2地球温暖化説の崩壊など地球温暖化そのものが根拠に欠ける疑わしいものであるからかも知れません。最先端では地球温暖化ではなく地球寒冷化が新たな常識になりつつあります。しかし、そのような報道はなされず、依然として日本国民はco2地球温暖化説を信じている方も多いはずです。

そのような障害を抱える中で今の若者は何ができるのでしょう?

私が確実に言えるのは『宇宙にロマンはない』ということです。言い換えれば我々人間は地球、アースで生きるしかないのです。

地球の限られた資源を浪費していては人類は必ず滅びます。資源を大切に運用してもいずれは滅びるのは確実だと思われますが、その終末を早めることはないでしょう?

話が長くなりましたが、時代はエコです。そしてエコに活路を見出だし、そこでマーケティングとイノベーションを起こしうる企業を熱望しています。

そのために私は以上のような考えをその企業の目標としている企業用を選びだし、そこへ志願します。そのような説明会を開き、募集している企業を探し、早く社会人になって人類に貢献をしたいのです。人類以外の生物との共生も図れれば最高です。

4月から大学三年生です。同志がたくさん募り、より良い社会を構築できる企業を見つけることが今年の抱負です!
私と同じ本を読んでいたら、あなたがどう感じて読んだのか知りたいです。読書メーターの感想は、大半の場合がレビューのように「~~の人へおすすめです」とか「おもしろかった」「わからなかった」といった簡単な感想しか書いていないので、もう少し考察を加えた感想を書いてくださる方がいらっしゃればなーと思っています。
以下、私の読書メーターへの案内です。


http://book.akahoshitakuya.com/signup?invite_id=dcdc9b5e8664e2836bf4163769f727cb

登録はしたくない、みるだけって方は「交わることはなかった」が私のアカウント名になります。
日本経済の中心東京証券取引所と日本銀行へ行ってまいりました。
受付を済ませ二階へ上がると、テレビでよく見る近未来的な円柱施設がどどどんと構えておりました。
交わることはなかったのブログ

上でぐるぐると回っている会社名と文字は現在取引されている株式のことを示しています。
取引が盛んな時ほど早く回ります、円周は50メートルです。
最短で一周17秒、最長で2分ほどかかるとのことです。ずいぶん差がありますね。
数字が赤字で書かれているのはプラスで、緑がマイナスを示します。
この配色は日本・韓国・中国だけで、その他の国の証券取引所の配色はその逆だそうです。


$交わることはなかったのブログ

上の画像は株価指数や売買高を示しています。
株価指数は日経平均とTOPIXの2種類で表されます。日経平均は単純平均、TOPIXは加重平均なので数値が異なります。ちなみにバブル期は2000Pだったのに現在は700Pほどで最盛期の3分の1、4分の1近くまで経済活動が衰えているとのことでした。

一通り見学した後は投資のことについてCSR推進部の榊原宏司先生からご指導をいただきました。
印象に残った言葉は「経済の血液=お金。ならばそれを動かすのが東証=経済の心臓」です。
こういう自負を持っている方と出会えると社会人がやりがいのあるかっこいいものとして映りますね!

そうそう。東証に勤める方は、情報守秘が求められるそうです。
株式の情報は親族、家族、友人その他何人にも話すことが許されていません。たとえタクシーの中で仕事の話をしていて、それをたまたまタクシーの運ちゃんが聞いて株式の売買を行ったとしたら、その時点でインサイダー取引に加担したとして厳罰になるそうです。職員の方曰く、インサイダーは確定するまで時間はかかるものの、100%発覚するものだと仰っておりました。
恐ろしいですね。

たくさん書きたいことはありますがこのくらいにしておきましょう。眠いです。
以下はその日行ったところです。

$交わることはなかったのブログ
日銀




$交わることはなかったのブログ
牛のモツだか筋だかの土手焼きとプレモル。うまかったー!
なんともいえない不安。

回避依存。こういう言葉がある。
新しいことを始めたいが、変化やリスクが計り知れないのでやらない。
好きな人がいるが、相手に嫌われそうだから告白しようにもできない。なにかと言い訳をして自尊心を守るのだ。

そして、そういう人を見て放って置けない人もいる。共依存だ。例えば、危ない彼氏がいる女性に対してしつこく『やめておけ』と注意したりする人のことを指す。言うなれば、親子関係における親の立場をとることで子供を監視、支配することで自分の居場所を作る。

そして恋愛依存。これも困りものだ。童貞の私にはわからないが世の中には『経験あり』=『有能』という図式があるようだ。現代社会においてセックスしたから有能ということはないだろう。

以上のものは全て精神的な充足感に過ぎない。誰もが形なき不安に苛まれ、歪んだ方向に歩みだす。そんな世の中で私はどうしたらいいのであろうか。

街にごった返す人間が人生という重荷を背負わされた哀れな生き物にしか見えなくなってくる。それを払拭しようと新たな書物を漁り、さらに不安が増幅される。

言うなれば、読書依存だろうか。
世の中が何か得たいの知れない巨大な生き物で、それをどうにか解明したくて解明できもしない世の中という宇宙に立ち向かう私は一番の愚か者であろう。

わかりっこない。解決できない。
それが不安で仕方がない。世の中全てを二分してしまいたい。

好きなもの。嫌いなもの。
好きな人。嫌いな人。
美味しいもの。不味いもの。
きれいなもの。汚れたもの。

色々あるから美しい?
どこが?

私には不安しか残らない。

なんともいえない不安が私を今日も寝かせてくれない。

そういや、庭で散歩させてたカメが行方不明になって2年くらいたったな。
どこへ行ったのやら。

出逢いは近所の田んぼだったな。二匹いたけど、一匹は事切れていた。
見つけて掴んだらめっちゃ暴れてた。
家に連れてきて水槽に入れても、しょっちゅう脱走を図る強者だった。

しかもグルメなヤツで、一般的な亀のエサ(コロナ)では短い間なら食べたけど、しばらくすると食べなくなる。そこで鳥の笹身、桜エビ、叩き潰した蚊、ハエ、キャベツ。いろいろ変えさせられた。

日光浴や散歩も彼の不満解消や食欲増進のためには欠かせない。
一度、庭に放つと亀とは思えないスピードで草むらに隠れてしまう。最早、保護色なので一度じっとされてしまうと見つけるのに悪い時だと一時間はかかる。まいったね。

そんな彼もうちにきたころは、瞳の中に長方形の黒目があった。ちょうどヤギの目玉に似ている。それが十年も経つとなくなる。それは彼が年寄りになった証拠である。さすがにその頃になると、爬虫類にも可愛げがてでくる。

しかし、2年前に事件は起きた。
彼が脱走を庭で試みたことはなかった。庭から車庫にはつながる通路はあったのだけれど、40センチくらいの段差(車庫の方が低い)があり、そこを越えるのは無理だとたかをくくっていた。しかし甘かった。

彼はそこから身を投げ出して脱出を試みたのだ!

その脱出に気づいたのは恐らく、30分後かそこらだった。
近所の人に『亀をみたか』と聞いて回ったが、有力な情報はなかった。

あれから2年経つが、いまではこう思う。

彼は星になったのだと。
じゃなくて、誰か別の人に拾われたと。でも長くはそこにとどまらないだろう。

なにせ彼は田んぼで一匹で暮らしてきた、孤独を背負った一匹狼なのだから。

今ごろ、どこでなにをしてんのかなぁ?はぁー。。。
地震70%怖すぎ。その教授の言ってるのは取り敢えず用心せいってことしかわかんなかったけれども。

地震がたくさん起きているのは、日本に蔓延るウジ虫どもを、動物が体にくっついてくるハエを振り落とそうとするように、ブルブルってしてるんじゃないかと思えてくるよ。

首都直下型地震で高層ビルすっぽ抜けないかな。スカイツリーがロケットみたいに飛んでいったらおもしろいな。日本のお偉いさんたちが月に逃げるための宇宙船だったりして。

このごろ妄想中毒だわ。
モーセと一神教
ジークムント フロイト


$交わることはなかったのブログ


宗教は物質的真理ではなく歴史的真理である。
なるほど。現代科学がどんな真実を導き出しても、複雑怪奇な現実にいちいち対処できない。
しかし、有史以前から語り継がれる伝承は-当然ながら多くの歪曲も含むが-現実の出来事を如実に語るということか。それがモーセが成した父的支配の構造を持ったモーセ教でありそれはユダヤ教・キリスト教またはその他の宗教に通じる宗教勢力の根本原理を含んでいると言える。
それは抑圧されたものへの回帰であった。大昔、集団生活をしていた一族の女・子どもは一族の長である一人の男性によって抑圧されていた。

女はその男に支配され、弱い男や息子は暴力を受け、殺害されるものもあった。やがて抑圧される側が反旗を翻し、長を殺害する。ここからが悲しいかな。いままで抑圧されていた者たちは時を経ると、かつて殺害した者-自らを抑圧していた者-の性格の回帰していくというのである。そして自らの内に出現した父の姿を崇拝し、崇めるようになる。やがてその父を殺害したことによる罪悪感を覚える。つまり、原罪である。その罪悪感を払拭するために人は自らに厳しく、細かく具体的な戒律を課し、厳格に遂行することで許しを請う。それを行うことにより、それを行うことにより、その者は神の加護を得られるのであり、神に選ばれた存在なんだという安心感を得る。いわば宗教的エクスタシーである。これが宗教のメカニズムであるとフロイトは言っている。
宗教=信者のオナニーなのか。宗教がここまで広がるにはある種の快感があったからに他ならないということだろうか。PC・インターネットが急速に普及したのも、無料でAVが見れると民衆が知ったからだということが、本当かどうかは知らないが都市伝説のように囁かれている。私個人としては、宗教の戒律によって世界の平和が守られているとも思うし、しかしそれによって他宗教との相互理解が生れず、トラブルの種になっているとも思う。オナニーは自分ひとりの世界に浸っていてほしいものである。自分の妄想に人を引き込まないでほしい。
ユダヤ人は精神性を高めることによって恍惚とした。食べたい・寝たいなどという感覚的な欲動を抑え(=欲動断念)、それを行わない者を蔑んだ。こうしたフロイトの思考は物質性・感覚性を精神性よりも下位に置いている。これは無機物への憧憬・死への欲動を全面に打ち出しているの。以上は解説より。テーマが壮大で、理解に達するには多くの知識がいるし、持っている知識によっても読み方が変わってくるのがこの本の深さになるだろう。解説者がいうように「提示されているのは、あくまでも謎であって、ひとつの答えなどではない」ということに注意しなければならないと改めて実感している。宗教・歴史・モーセという人間・フロイト自身をりかいするのにこんなに大変なのに、科学は唯一の真実を導き出せるのだろうか。むしろ導き出せないのに、わかったつもりでいる人が何人いることか。ただ、ただ、この本のスケールの大きさに圧倒された。
冗談でしょう、ファインマンさん
リチャード P. ファインマン





$交わることはなかったのブログ


仮説を立てて、それを実証していく能力に長けている。

物事は仮説を打ち立てることから始まっていく。
逆に言えば、仮説が立たなければ物事は進展しない。
そしてその仮説と実際の出来事が同一かどうか実験していく。

それが大きな成功をもたらす。ファインマンのように万事が面白くキラキラしたものに見えたら、さぞかし世界は美しく見えることだろう。

いま生きているこの世界がワンダーランドなのだ。