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母と餃子作り。


と言っても今回は小麦の皮ではなく、

油揚げに包むいなり餃子。


いなりを20枚分買ってきて

熱湯をまわしかけ、

半分に切ったら丸棒でいなりをのばす。


そうすると、

いなりが開きやすくなり破けない。


いなり寿司やあげの中に卵を入れて煮たりする際にいつもストレスになるのが、


いなりが破けること。



でもこうしてひと手間をかけてやることで

いなりはぐんと使い勝手がよくなる。


相手の性質を知らぬまま

乱暴に開けようたって

何回もそれは違うよ、の合図がくる。




指の腱が切れたままの母も

いなり20枚をするすると綺麗に開き

わたしは作っておいた餃子の餡をつめて、


丸っこい餃子ではなく

油揚げを平たくして

油を引かずにあげを焼いた。


マンションに越してから

ガスからIHにかわり、


フライパンの真ん中の電力が強く

端は焼き目がつきにくい。



だから、あげを裏返しにして

どのくらい焼き目がついたか

頻繁に見てやる。



何回も何回も真ん中の子とはじの子を見ながら、

真ん中をはじに、

はじっこのを真ん中に交互に焼いてると、


隣で母は


子どもだってこうしてちゃんと一人一人までぇに見でやんないとの〜

(丁寧にみてやんないと)


すぐに焦げたりするもんの〜


という。



んだよの〜。

ほったらかしてもいいとこと、

までぇに見てやんないばまねとこあるー

(丁寧に見てあげないといけないところある)


見てやんないと、

焦げてやるはんで!って

反抗してくるよの〜



と、笑いながら


あげは何回も何回もひっくり返され

きょうだいみんな、いい焼き目がついて完成!






どれどれ〜


熱々をみんなで試食。



めちゃくちゃ美味しい〜!!



半分に切って召し上がれ。



性質を調べ、

丁寧に丁寧にすることは時間や労力がかかるけど、


いなり餃子と仲良くなれた気がして嬉しい。


GWに帰省する娘にも食べさせてあげたい。



Meg.