本日1記事目







どこにいくにも誰かと一緒。


病院も役所も、

電車もバスも。


そんな風に誰かと一緒に生きてる。


一人でがんばらなくちゃ。


それが自立。


それが大人。


人間としてのあるべき姿。



そう思っては、できない自分が人間失格の様に思ってきたけれど、


人に助けられ

または助けながら生きることを


自立、と解釈したら

楽になった。



何をするのにも誰かと一緒でいいよ♡



病院も役所も銀行も参観日も

押し活も趣味も仕事も家事も。


買い物も歯医者も病院も散歩も。



人と関わり

違いを認め

尊重しあう。



ああ、なんて難しいことか。

誰かと一緒に生きることは。


ああ、なんて愉快なんだろう。

誰かと一緒に生きることは。




今日も夫と母と、

ラーメン屋さんに行き

文房具屋さんに行き

補聴器屋さんに行き

スーパーに行った。



どこにいくにも家族総出。



昨日母はわたしに


ごめんねえ。お母さん腰が痛くなかったら一人でバスで補聴器屋さんまで行けたのに。


パパに車を出してもらうのも

アンタに仕事中断させるのも悪いね。


と言った。



お母さん、わたしたち

なんでも家族総出でいいじゃない。


一人で行く人も

家族総出で行く人がいてもいいじゃない。


もうさ、パイオニアになろうよ

家族総出でなんでもやる。

いつも家族で一緒でいいじゃない。


そう言ったら笑ってた。



26歳で、パニック症になり

一人で外出が怖くなったわたしは

ずっと一人でなんでもやる練習をして生きてきて、


ほんとに一人で生きたいの?

と自分に問うなら

NO,だった。


わたしはいつも家族や仲間たちがそばにいて

家族のため、仲間のため生きるのが大好きなんだから。



そして人ととことん関わることが、自立。


それでもいい。



いつか母と買い物がしたい。

いつかあそこで食べたい、と

結婚したらなかなか会えなかった母と

今こうして毎日顔を見て励まし合って生きてる。


わたしの小さい頃からの夢は

仕事が忙しかった母を独占して

腕を組んでおしゃべりしながら買い物することもあった。



わたしはね

ずっとお母さんと一緒にいたい娘なんだよ。



19歳で親元を離れて、

母とまた暮らしたのは44歳。

それから叶えた夢の中にずっといる。



ああ、みんなで食べたラーメンは美味しかったあ。





Meg.