本日3記事目


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わたしが高校生の頃

確かに父は言ったのだ。


オメ、お母さんの弁当すげえど思わねが?

ほうれん草とか彩りが綺麗だべ?

昔はおとさんよぐ、皆さすごいすごいって言われだんだ。



私はその当時、

母が作る弁当が物足りなくて自分で詰めていたから

父がそんなふうに思うことを内心驚いていた。


わたしは母がいれてくる餃子やカレーが嫌だったけど

父は、何でも入った母のお弁当が


彩りが綺麗だといい

母が居ないところでわたしにそう話したのだ。


母は、この話を何回しても信じない。



あなたは愛された、というメッセージを受け取らず



粗末にされた、ひどいことされた、

悪く言われた、という方を信じるのだ。




特に食事やお弁当を母は神経質に作った。

母の記憶は1000%、父に怒鳴られ、作り直しを命じられ、捨てられた記憶である。



嫌なことは危険と刻み、危険優先で記憶する脳みそ。


母は愛情よりそっちばかり記憶した。



愛情なんて、

まるで不安や危険の砂漠に潜む金である。


すくいとるのが難しい。



すぐに忘れ去られてしまうのだ。



だからこそ。

愛され、感謝して、幸せに感じる一瞬をこうして日々日々刻みたい。


たとえまた不安や危険に支配され忘れ去られても。



おとさんは、お母さんのことを大事にもしたし

愛情もあった。


私が憶えてあげていい。

いつだって母に、愛された妻でもあったと

伝えていきたい。


Meg.