本日2記事目




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紅白を見ながら、


男なのに、とか

今の若いもんは


の発言ばかりする夫は、

家の中で酔っ払い、人の背景を気にせずに自由に話しまくる。



また、隣で私は

あの人たち結婚したらいいのに〜

と、芸能人カップルに向かって余計なことを言う。



そんな夫はモラハラなのか?

そんなわたしはデリカシーに欠けるのか?と言えば


娘世代にはそう映るかもしれないが

単に無知なだけなんであーる。



夫は26歳でパニック症になった妻をいちばん理解に務めた

「わからないことを知ろうとする配慮や愛がある人」である。



無知、からはじまり、

知らないことが沢山世の中にあるとここ何十年かで教えてもらえた。



情報を得る手段が、ご近所やテレビ、新聞やニュースだけだった時代から

インターネット、SNSでブログからX、YouTube、インスタ、tiktok、

様々な手段で個々が表現でき、


様々なジェンダー、恋愛観、結婚観、家族観の価値観の違いが知れる世界になったのだ。




夫が

テレビに向かって「男が、」とか、「年下なのに生意気」

という。


それは田舎の親にたたきこまれた男論、

部活で仕込まれた先輩後輩の秩序を大事に

昭和の生き方に沿った真面目さで

正しいと思い口に出す。


わたしだって20代叩き込まれた育児メソッドで何とか生きてきた根性論を知らず知らずに振りかざす。



そしてそんなわたしたちですら、

暴力を娘世代に継承するのをやめ、

女の子らしく、と言うのをやめ、

ランドセルを自由に選ばせ

夫が毎日聞かされてきた、

「あなたは跡継ぎだから、」と言わない。



娘には嫌なことをせず、

自分たちがしたくてもできなかった価値観を与えても来た。

そのつど精一杯の愛情で。


今日もセクハラモラハラパワハラなことに気が付かず

娘の前で化石語をはなす私たち。


それでも、何十年と

あらゆる親の価値観を頑張って受け入れきて

今度は次世代の愛情や配慮の基準を

愛おしい娘たちから教えてもらい

知っていきたい、と謙虚に思っている。


Meg.