本日２記事目
Meg倶楽部内で、スナックゴールドメンバー募集中♡
今朝の小話。嫁さまの人権の話もしたよ
オメが気持ちなぞ、聞いでねえ。
と、言われたことがある。
父からではなく
他人に。
結婚してすぐ、
夫の実家に色んな人が集まり
話をしていた時
その中の男性が、わたしに言い放った言葉。
わたしが、町の行事のことや、
風習について、
わたしはコレ、やりたくないな。と言ったら
オメが気持ちなんぞ聞いでねえ。
ここに嫁にきたんなら
やんだぞ！
と返されたのだった。
(わたしはもちろんだんまりして、相手を危険人物と認定して近寄らなかった！)
今から27年前
こんなことはわたしの親だけならず、
夫の田舎でよく起きた。
結婚して、夫の実家のご近所を着物姿でねり歩く風習や
娘が生まれたら私の気持ちなど聞かれないままお披露目会が盛大にあり、
祭りや葬儀の手伝いは、当たり前にカウントされる。
わたしの考えとか、価値観とかじゃなくて
当たり前にやるもの。
従うもの。
これは嫁さまがやるもの。
という考えが根強かった気がする。
団子の粉を、升ですくい、
分けること。
嫁さまがやれ！
と近所のおばあちゃんに言われるがままやり、
なんでわたしがやるんですか？
と興味があって聞いたら、
近所のおばあちゃんから
知らねえ！
考えねえでやれ。
昔から、嫁さまの仕事だ！
と言われる。笑
伝統行事でも
なんでそれが行われてるか知らないまま
嫁様の仕事は見よう見真似で覚えた。
なにが嫌なの？
みんな喜んでやってっぞ？
と言われて
わたしだけがこだわりが強いんだと思ってた。
興味があり聞いても
知らねえ
皆がやってきたんだからやれ。
と言われ、
冬の葬式は夜中に起き
かじかむ手で川で米を研ぐ話を聞き(田舎では当時葬式は家の中で執り行われて、食事は近所の女の人が総出で作る)
セレモニーホールを借りて
なぜやらないのか？
と聞いたら
先にやると色々言われっから
オメがやれ！
いつか誰かがやってくれっぺ。
となる。笑
みんなが我慢して
それが当たり前になり
また我慢を継承する。
近所の嫁さまたちが集まる
交流会で先輩方に
わたしが風習に馴染めない話をしたら
めぐみちゃん、
とにかく年長者のことは絶対だからね。
ここに来たら我慢するしかないんだよ。
と、慰められたんである。
２３歳。
これからずっと我慢して、
嫁さま仕事をするんだろうか？
田舎のしきたりに、
より一層の悪意解釈を働かせ
ストレスになったわたしは
ある日、市政便りにのっていた相談窓口に電話をかけて
この土地の風習がわからなくて悩んでる、と話したら
どこにおかけですか？
こちらは警察です。
と言われた笑笑笑
そのくらい、病んでて、
我慢することが限界だったんであーる。
今あの時の
オメが気持ちなんぞ聞いてねえ、の男性にあったら
その人はとっくに私に言ったことなんか忘れて
嫁さまも自由にしていい、と言うだろう。
だって、わたしからみたら
あの男性は今、ものすごく自由だし、嫁さまも今自由に生きてるから♡
これは、愚痴りたい話じゃなくて、
人権を大事にする世の中、日本になってきたんだなあ。と
今変化を感じてるのだ！！
昭和、、いや明治大正メソッド満載の田舎の風習を体験した私は
嫁さまに人権は無い、と思っていたけど
今だって田舎に行くほど
男尊女卑で、嫁だから、長男だからがはびこってるけど、、
私が一番
嫁さまだから
妻だから
娘だから
母だから
パニック症だから
女だから、〜すべき。
と諦めてきたんだった。
諦めた私が
同じような思想と繋がり
我慢を選びだんまりしていきた新婚時代。
我慢が我慢を呼び
色んなベキに囚われて
パニック症にまでなり体を壊した。
そんなわたしだから、
自分も相手も大事にするってなんだろう？って
尊重しあえるコミュニケーションを研究してる。
昔と比べたら、いい時代になった。
権威がある人
お金がある人
目上の人
偉い人
仕事をくれる人
からだって
理不尽なことや暴力に
抵抗や逃げ、拒否ができる。
嫌だと言っていい、と
断れる関係になっていい、
今皆が人権や尊厳を大切にしよう、と声を上げる時代になってきたんだから。
昭和が詰まった私の頭の中も
アップデートしなくちゃね。
わたしもあなたも
We are all special!
大切なめんこい人だよ♡
石川米の新米食べてます♡美味しい♡
Meg.