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保存版!幸せの価値観




昨日に続き、今日もツキイチ声サロンのグループでシェアしてる

朝ドラらんまんの考察をシェアします。

(毎日感動の朝ドラ)



【巡る100円。らんまん】


研究や本作りに明け暮れる日々、

寿恵子は本の印刷のためにかかる100円を工面するために質屋へと出向いていました。


そこで、長屋の住人倉木の奥さんが

寿恵子の話を聞き


倉木夫婦は、万太郎夫婦の家にやってきました。



万太郎が竹雄と家探しをしていた時

置き引きにあい、大事な植物画の入ったトランクを盗まれた。


その犯人が倉木だったのです。


当時、生きる意味を失い、酒に溺れ

借金を重ねながら妻や子を養い、育てなければいけなかった倉木。


自分には価値がない存在

と思っていた。


そしてそんな家庭の事情をしった万太郎は、

倉木に100円を差し出した。


施しか?という倉木に対し、




自分のトランクの中身は

あなたには燃やすに値する、ゴミのような価値しかないかもしれないけど

わたしには、これからの日本の植物学を変えうる価値があるもの。


そして、

自分をゴミのように扱う倉木に、

幸せな生き方をする権利や

人間も、植物のようにだれにでも役割があり生きる価値があることを説き、


その価値に支払う100円として

お金を差し出したのです。



万太郎自身も、自分が生きる価値がない、と悩んだ幼少期がありました。


そして草花の生命力に出会い、元気にもなり

母や祖母、竹雄、綾たちからの愛情を受け、

巡ってきた100円でもあった。



その100円が、

かつての自分のような倉木に巡らされたのでした。



しかし、

あの時の100円を倉木夫婦は手をつけていなかった。


倉木は万太郎の言葉や想い、生き様に

真人間になることを努力して


今、万太郎家族が困った時に

この100円を


「施しではない」とだしたのです。



お前も今自分と戦っているんだろう?と。



人は倉木のように生きる意味やゴールを見失い

自暴自棄になる時もある。


でも、

一人一人には生きる使命や役割、存在自体に価値があり

あなたはそんな尊い存在だ、と言われ

その価値に気がついた倉木でもあった。




万太郎は寿恵子と、

倉木と出会った頃と変わらず

植物学のために道を切り開き歩いている。


人間らしく、幸せに向かって人と関わり合いながら

今度はあの時の万太郎のように、愛と恩を返した倉木なのでした。









Meg.