本日4記事目



うちらの親もこうだったんだろうねえ。



娘を駅に見送り

マンションに帰るなり

娘の使ったシーツやカバーやパジャマを洗濯機に入れ


クイックルワイパーと掃除機をかける。




我が家で恒例、

娘がいた気配をこれでもかと消し、

寂しさを払拭する儀式。



クイックルワイパーの後は

ウエットに変え、

台所の床についた茶色い染みをこすり落とした。



床に這いつくばり

髪の毛やら米粒やら端に隠れたゴミを拾い

窓を開け空気を入れ替える。



朝起きれば娘が起きる時間までにあの子が好きなおかずを準備する。


全ては半分客人になった娘のためにスケジュールが組まれて

娘がいる日々は、日常ぽい非日常。


冷蔵庫は、何日も前から娘の好物ばかり入れ、

娘が寝る部屋には延長コードがひかれたり

荷物が置けるように工夫をする。



明日明日、とまち、

帰る日はあっという間にくる。



準備した食材は次々と出されて

冷蔵庫は綺麗に空になった。




娘が来る前は

わたしや夫や母で満タンだった部屋が、

娘がきたら、娘がいてこその我が家の空間になり


あちこちあの子の匂いや気配や

笑い声や

愛おしさで満ちてしまった。



娘がいなければ、楽しくない



ふっと考えてすぐに消す。


娘がいなくても楽しい。

娘がいたらもっと楽しい、に変えて。



弘前に帰る時、

義父母の家に帰る時、


両親はわたしや夫の好物ばかり用意していた。


近くのスーパーになくて、

遠くのスーパーまで行き

着く時間に合わせて解凍し、または温めて


朝昼晩、何を食べるか考え


布団を押し入れから出し天日に干し

新しいシーツを敷き、

電気毛布をつけてくれていた。



慌ただしく子達は帰り

親は私たちがいなくなったあの部屋でこうして片付け、気配を消して


また仕事や生活の日に戻ったんだろう。



子に合わせた食事から

自分たちのふだんの食事になったんだろう。



体も気持ちも未知の山を上る子供たちと、


いろんな諦めをしながら山を慎重に下り始めた親。




ああ、こんな感じだったろうね、親は。



可愛い可愛いあの子が、

都会で歓迎され皆から祝福されるだろう。



わたしたちだけで独り占めなんかできない。

社会から育てられ

世の中から育まれ

誰かにも与えて

わたしたちのように登り、下るんだろう。


ああ、どうか

どんな時もママもパパも

じーちゃんもばーちゃんも

あなたを大好きで応援して大事に思ってると、


孤独な夜も思い出せたらいい💕


親なんか心配しないで

好きなことをして幸せならいい。



どんなに掃除をしても

新居のマンションはあのこの残した色になる。

だからいなくなると寂しい

寂しいけれど幸せ。


こんな風に切なくするのも

親の醍醐味。



ナス巻きカツ


ちらし寿司


めご子クッキー



窓開けてよその車に、

トイレ行きたいんでいれてくらさーい!とお願いしてる時のママ。。笑笑


クッキー焼きのママ


イオンで売ってる、チンしたらできるフォンダンショコラ


母が家事できるようになりました。

娘撮影


トイレットペーパーの芯に

イラストしりとり 

伝言


娘が来たら作る唐揚げ