本日1記事目



Meg倶楽部通信より。


【アンタのどこがいいんだろうねえby母】


お母さんのめご子な皆さんおはよう💕



さて。

昨日母にわたしの髪を切ってもらいながら、

ある年配の人が、わたしが何も話す前に

色々決めてこーしたらいいよ、と話しかけてきた話をしていたんです。


わたしは、

自分が相手よりかなり若いから、頼りなく見えたんだろうね。



と言ったら



母が、

「アンタが可愛いに決まってる。

アンタみたいに可愛い人に、人は教えてあげたり、おせっかいしたくなっちゃうんだからあ〜💕」


と言ったんです。




今やこんな感じで

母は、

わたしの存在は

可愛い、何かしてあげたい、ほっとけない。


自分はそう思う。

他人もきっとそう!


と信じてる。





2014年に母が仙台に越してきて

わたしの近所にアパートを借り始めた時


わたしはちょうどカウンセリング後で

好きなことして生きよう!となっていた時。


母は2012年に離婚が成立してやっと自分を生き始めた頃。


その前まで母がわたしにかけてきた言葉は


わたしが

触り逃げする痴漢に会い、怖くて泣いて帰った時ですら、


「アンタみたいなのに当たって、相手はハズレくじ。」と言い、


わたしも、ああ、やっぱりわたしは男性からも粗末に扱われてしまう人。とも思った。



また、彼氏ができると


アンタのどこがいいんだろ?その人おかしくないか?



と、本気で言って


アンタみたいなのと付き合いたい、って未熟な男だ。


と言っていたんです。



今考えたら

わたしがあまりに世間知らずで

そんな子が、騙されないか?不安だった言葉だと思いますが


母はわたし以外のきょうだいにも

恋人ができたり結婚が決まったりするたびに

なんでこんな子がよかったの?すみません、みたいに相手に謝っていた!



だからね、

いま母が

娘のわたしを、可愛い、素晴らしい、と言い


洋服屋さんにいって

わたしが着替えから出て来れば可愛いー!

あんたはホント、オーラがやばい

とか、店員さんが笑うくらい

親バカになりました。


母が仙台に来てから

母自身が、自分を大事にして

わたしの夫から大事にされていたら


男性は優しい。自分は大事にされる、愛される存在

と毎日感じるようになり

こちらの事実を受け入れ始めた。





そうしてるうちに

目の前の娘の存在は

自分と同じように粗末にされていい存在から、

可愛い存在になっていった。



わたしが娘に感じた経過と似たような変化が、母にも訪れた。



きのう母は、

わたしの髪を切り

どんなにわたしが可愛くてみんなから愛される存在だと話した。


わたしは涙が出るくらい嬉しくて

母が以前ずっとわたしに話してきたことは

やっぱり不器用で、父とうまくいかなくて

悩みの中にいた人の言葉だと解釈しました。



何年か前に

わたしが高校生の時痴漢にあった後

お母さんはわたしにこう話したの覚えてる?


と話したら

母は泣き出して

可愛いアンタにお母さんはなんて酷いこと言ってたんだろう。

お母さんは自分が恥ずかしい、ごめんね。


と言いました。


わたしも、責めるつもりはなくて

泣いてる母を見て

今は母がどう変わったのかを知れて

とても嬉しかったんです。


昨日はマンガを書いて下に降りてこないわたしの代わりに

カレーライスを作ってくれた母。


母が作ったレシピ通りのカレーを久々に食べた。

娘のために母が作ったカレーライス。


こんな風に77歳の母もずっと進化して

自分らしく可愛く生きるようになり

仲良く暮らせることは幸せだなあと思っています。






Meg.