本日1記事目



私の人生を変えてきたいくつかの場面の中に、


【カウンセリング、あるカウンセラーさんと出会った】



があります。






カウンセリング受ける前のわたしは、



ママ友の話や意見に共感しかしない人で

当たり障りない関係だけ築いていたし




父にも言いたいことは言わずに命令を聞いては

あとからモヤモヤや怒りが続いたり


母の愚痴をずっと聞き続けて、そうしてくる母は

私を大事にしてくれてないと思い込み、恨みのような気持ちと生きていました。



また、夫には従順な妻でいなければ、とか

義父母の言うことは絶対、と思い、頼まれたことを渋々やる嫁。


いつもコミュニケーションは我慢ばかりして腹の中はくすぶっていたんです。





我慢ばかりしたか?というと、

娘には暴言を吐き、命令し、話を聞かない。

わたしの価値観を押し付けて言うことを聞かないと怒るの繰り返し。




そんなわたしが、

娘が学校が怖いと言い出して表情が無くなった時に


わたしみたいに不安が強い娘になってしまった、と恐れたのと、

わたしがいつも娘に対して愛情足りなかったんじゃないか?と責任を感じたし、


弱いからそうなったんじゃないか?とか


それは甘えだ、という周りのママさんの意見にも違和感を感じて


これは大変なことになってしまったんだ。と

危機を感じてカウンセリングを申し込んだんです。




娘がどこか治さなくちゃいけないと思い込んでいたわたしに、

カウンセリング中にされた問いかけはどれも衝撃で

悶絶するものでした。



今まで親のせい、相手のせいにして悲劇のヒロインや被害者になってきたわたしの頭を勝ち割られた。





自分の隠してきた腹黒さや、ネガティブな感情がうきぼりになり

それが元々のわたしらしさだと気づいてしまったから。


いい娘や良い母親、いい妻、いい嫁を演じてきたわたし。

本当は、拗ねて、いじけて、こだわりが強く、不安だらけでキャパがものすごく小さい。


ああ。どんだけ自分や周りに嘘をつき、塗り重ねて生きてきたんだろうと

驚いたんです。





娘はただ正直にいやな事を嫌だとお友達に言える人間で

わたしより自分を大事に生きている人間だっただけ。


辛い時に辛いといい、悲しいときに泣いて


それを母である私からは

そうしてはいけないと命令され怒られていたんですから。


変わるのは私の方で


じゃあ、本来のわたしってどんな感じ方をする人間なんだっけ?


と、カウンセリングをキッカケに自分を知る旅になったのです。



あの日あの時、

あのカウンセラーさんに出会って

わたしを知る、本来の私に出会わせてもらって


悶絶しながら今ここにいます。


自分の隠しておきたかった自分が

38歳の時にようやくシャバにでてこられて

陽の光を浴びて、生き生きとし始めたんです。



今はそんな底辺こそが、魅力で、

光と闇をどちらも引き受けながら、人間関係を築き、

仕事までしてる。



いや、光を闇を引き受けたから、この仕事を続けてもこれてるんです。



カウンセリング最後の日に

先生から、今、どんな事がしたいですか?と聞かれて


仕事ばかりして無関心に感じた母を恨みそうになっていたわたしが、


母のように、母親であっても、

好きなことを仕事にしてみたい。


と答えていて、自分でもめちゃくちゃ驚きました。

(当時はブログもしておらず、好きなことがなにかよくわかってなかったし、


わたしは寂しい子供時代をすごしてたから、

母親は働かずに家にいて子どもと過ごすべき、があったから)



カウンセリングが終わり、わたしはコミュニケーションに夢中になりました。

自分を自分らしく表現するひとつに、対等なコミュニケーションが加わったから。


毎日色んな人と話す場を積極的にもち、失敗ばかりしながらも

失敗したらなぜ失敗したか家に持ち帰り考えて次に活かしてみた。


あの先生に新しい命を貰った気がして、お礼がしたくて

カウンセリングを卒業した日から半年後の3月に、職員室に行き、

娘が元気になった報告と私に訪れた大変化と先生への溢れる感謝の手紙を他の先生に預けて、

家に帰ったら、その日の14時過ぎに震災が起きたのでした。



その後先生はカウンセラーを辞められたと風の噂で聞いて

あの時奇跡的に出会えた運命に感謝してるんです。


先生は九州のご出身で

わたしは生まれて初めて仙台でお話会を開かせてもらった時に

ちょうど熊本で地震があった後で、

私はその時の私の分の収益を熊本に寄付しました。


カウンセリングから6年後の5月









どこかで会ったら今こうして生きてることにお礼がしたい、と叶わずに


私らしく生きてます。が恩返しなのかもしれない。とも思っています。


私が今この活動が出来ているきっかけがまさにあの出会いと半年間の先生とのやり取りが今も息づいているから。



Meg.さんはどう感じたんですか?

Meg.さんはどうしたいんですか?


わたしより若い女性が、

校長先生たちにもハッキリと自分の気持ちや要望を伝えてた姿も、私もあんなふうに素直で堂々と生きられるのかなあ、と

思っていた38歳。


今でもずっとカッコイイなあ。と思っています。


A先生ありがとう♡きっとお元気にしてると思ってます!



Meg.