本日2記事目



わたしにとって自然の中にいる、とか

風景を目に焼き付ける、


というのは、

パニック症になって以来

余裕がなければできないことで

いつのまにか諦めてたんです。



その代わりに、

ストレスだらけだったわたしの思い込みの根っこや

自分の気持ちや

相手の感じ方に興味が進んで


そちらに夢中になった。


家の中にだけいても

人と繋がれて、話ができる。


わたしが、外に出なくとも

生きていられるようにもなった。




コロナ禍になってからは

トークショーや各地のスナックをやめて全部オンラインに変えたために

わたしのひきこもりに拍車がかかっている。




母や夫や娘は

嬉々として外に出かけては

風が冷たかった、

太陽が眩しかった、

紅葉が始まった、

と教えてくれる。



そんなわたしが一年半前、

カナダのプリンスワード島に行ってきた!


(わたしにとって隣町に行くのも、カナダに行くのも同じくらい勇気がいる)



カナダの大自然の中で

さぞ広大な風景があるのかと思ったら

島の中ではおとぎ話のような可愛らしさがあったんです。



昔の赤毛のアンの舞台になった島は

今でも変わらずにそこにあって


美しい街と、海と、赤土と、

陽気でウエルカムな人たち。



カナダから帰国して

ほぼ毎日母とカナダの旅の話をしています。


それくらい私たち親子は赤毛のアンとプリンスワード島が大好きで

泊まったホテルの可愛らしい壁紙や、窓枠や

カーテンをしない格子の窓から見える緑、

アンティーク家具、


りんごの木、

海沿いの散歩道、

玄関脇のバルコニーのチェアに座り読書してる人たち、


に心奪われていました。




昨日、最近よくみている写真家吉村和敏さんのYouTubeを見て

から散歩をして、


散歩から帰ったら写真集が届いてました。





写真に添えられている文章にも感動。。




これを見ていたら

自分が外に出ないことは

めちゃくちゃ損だなあ。。と思えてくるんです。


わたし、こんな角度から景色をまだ見ていないぞ、と。



ひきこもりのわたしに、

こんな美しい世界がまだまだあるよ、と

優しく語りかけてくれる写真集。



空や風や匂いや

感触をもっと味わいたい。



今日は小さな庭から見える薬局に行きたかった。

柵の間から薬局を眺めて、玄関に戻り

クヨクヨしてるうちに緊張してそれ以上出られず、


夫がコンビニに行くよ、と声をかけてくれ

夫と外を歩いた。




わたしのみる世界に何があるかな?

今日は珍しく鳩がいた!






ほったらしにしていたライラックの蕾を夫が気がついた。



蕾に気がつく夫にしびれる。


こんな、わたしを包む自然の友だちとも仲良く生きていきたい。



Meg.