本日1記事目



目の前の人は

わたしとは全く感じ方の人である。



それはわたしが20代、

いろんな外国人YOU達に出会って痛感したことなんです。





YOUたちの育った時代や、

親がしてくれたこと

学生時代にしてきたことを聞くと

それはそれはわたしが体験していないことばかり。



例えばアメリカンYOUからは


毎年夏休み、子ども時代はみんな宿題は出ないから

キャンプに行く。

(日本だとボーイスカウト的な)

テント張りから何から全部子ども達がやる。


それを何週間か体験して自然の中で過ごしたらしい。

(教えてくれる人はいる)

親はそれを待つ。





わたしが遠足で近くの山へ行き、大人がいる中ではんごうでご飯を炊いて

一泊したハイキング的なものではなく、


めちゃくちゃ過酷で大変なキャンプだった話。。

それを経て色々覚えたり

強くなるのだそうで、


日本に来た時に 

夏休みは宿題があることや

キャンプに行かないことに驚いたらしい。



あーアメリカンはこういう体験をして大人になってるんだなあ、と思うわけです。

(わたしは映画俳優さんにも思う。。そんな体験をしてるんだからわたしと違うわけだわあ。。と)




また、カナディアンYOUは

父親の仕事でいろんな国々に住み、カナダに移住した。


香港、インド、イギリス、カナダ、日本


だから最初からいろんな国の文化が混じってあの人がいる。


あなたはどう感じる?

とよく言われたのも

YOUは皆が違うと理解しているから。




YOUから出る言葉の中にさまざまな意味があるんだなあ、と感動した。




チャイニーズYOUが日本生活で最初にすごくストレスがあった時があって

毎日自分が一人でやることが多すぎて辛い、と言ってたんですね。


幼い頃からの話を聞いたら、


YOUの生まれ育った中国では殆どが共働きをしてるけれど


夕方4時には皆が帰ってきて

(残業とかなくて必ずその時間に帰れたと話してました)


両親とゆっくり話したり

遊んだり

家族みんなで夕飯の支度をする。


大きな台に小麦粉をまいて、

みんなで水餃子の皮を伸ばし、

包み、いれていく。


これが家族全員でやることなんだよ。と。




日本に来たら、

夫の残業が多く、一人で子育てや食事の支度をするYOUが

環境のギャップに驚いていることを知ったり。





彼女の故郷では

朝は必ず家族みんなが屋台に行き食べる習慣があり


朝は外で食べるもの。

屋台は安くて温かくて美味しい、と。




中国の人は夫婦別姓で

夫の「家」に嫁ぐ感覚がなく、

夫婦はめちゃくちゃ対等で

YOUの家は朝はできる方がご飯支度をし、床掃除をしてる。



わたしが泊まりにいくと

旦那さんは当たり前になんでもやっていて、

会社に行く前に自分ができることはやっていくんです。

床拭きや、洗濯をまわしたり、

茶碗洗い。


寝る前にお米を研ぎ、炊飯の予約を入れるのは旦那さんで

いちいち奥さんに聞かない。


今日はご飯が残ったから明日はこのくらい炊こう。

全部旦那さんがやる。



夫婦はチームで動き

対等な関係に、当時(26年前)めちゃくちゃ驚きました。



いつもチャイニーズYOUは、

どうしてMeg.のご主人は何にも家事をしないのか?と驚いてましたよ。。(夫は片付け担当)



日本の、青森の中の小さな弘前市の中で

両親や親戚、周りの家庭も似たような文化を持って育ってきたわたしは、


娘や夫に

普通はこうするでしょ?

とよく言って


自分と目の前の人は同じ感覚を持つと

勘違いもしてきた。



だけどね、

娘だって

夫だって


外国人、いや、

異星人並みに違うとだんだん気がついて


そんな、何もかも違う人間同士


違うからこそ知りたい

面白い

んだと思ってます。



愛情、って

相手を理解しようとすること、

なのかもね。



今日も異星人同士のコミュニケーションで

知り合える1日を💕




Meg.