本日1記事目



わたしは26歳でパニック症と診断されました。

(その前から具合が悪かった)


でね、その時娘は一歳で

よちよち歩きの頃。



夫は毎晩23時過ぎにならないと帰宅しない

朝は7時に家を出る。


いわゆるワンオペ育児。





パニック後

一度、実家でとことん休んで

わたしや娘の世話を母がしてくれたりしながら


今後のことを考えてたんです。




またあのアパートに戻って

一人で抱えられないなあ、と。




実家にいて、ご飯支度も掃除も買い物もしてもらっても


わたしは娘におっぱいをやるとか

寝かしつけだけで

あとは疲れてしまう。



ああ、アパートに帰ったらどう生きていけばいいんだろう。





悩んだ末に

もうこのわたしをちゃんと自己紹介して、

地域の人に助けてもらうしかない、と腹を括った。



パニック症になって

自分のことすらままならなくなり、


もう、恥ずかしいとか

自分が弱い母親に見られる、とか

メンヘラとか

隠してる場合じゃなくなったわけです。



アパートに戻り、まずしたのは


アパートの人たちに自分から

事情やわたしの状態や気持ちを話して、


助けてもらえませんか?と

お願いすること。





玄関の扉を開けて

娘を連れて隣や下の階や

隣の棟のドアをピンポンして、


ドアホン越しに自己紹介。




子どもがいない人も

いる人も、妊婦さんもいろんな人がいて


皆さん快く

わたしとおしゃべりしてくれたり

一緒に買い物に行ってくれた。



だんだん、わたしからじゃなく

みんなの方から来てくれて

わたしの孤独だった子育ては賑やかすぎる集会所や託児所みたいになった。






朝から晩まで

アパートの人たちや

YOUたちが代わる代わるうちに来て


一緒にご飯を作り

誰かが子供を見て

みんなで食べて

時にお昼寝までして





お菓子を作りお土産にもたせ、

誰かの悩みを聞いて

みんなで愚痴ったり


一緒に買い物やドライブに行き

一緒に帰り


夕方はまた誰かきて、、、



わたしは朝おきたら

花に水をやり、摘んで部屋に飾り

皆が来る前に洗濯を済ませて


来た人とおしゃべりを楽しんでいました。もう毎日。

(住人の旦那さんにはここは昔ながらの長屋みたいだね、と言われた)



こうして今のスナックやツキイチ声サロンの原型ができたんですが、


昨夜ツキイチメンバーの子育て中のママと話してて気がついた。


今はコロナ禍で育児中のオアシスにもなるおしゃべり。

家の行き来が難しく

孤独になりがちなママさんが多いかもしれないなあ、って。


ツキイチ声サロンはスマホがあれば声で繋がれるので、

もし会えなくても

全国、いや世界で、見守られるし、

気持ちを吐き出したり聞ける場があることを

忘れないでいてね。と

祈っています。



ドラマ、アンと言う名の少女でもね


病気になる友人がいたら

地域のみんなで考える。


スマホやテレビがなく

病院も遠い田舎でみんなが協力しあう。

(そこには面倒な人間関係もどっぷりとある)



子育てを代わる代わる手伝ったり、

食事を作ったり

みんなが何ができることをして

力を持ち寄る。


子育ては一人でなんかできない。


一緒に子供を見て、めいめい息抜きしながら

文句や愚痴を言い、

労わりあい

与え合い

支え合い


その時期は過ぎるもの。





もしあなたが今おうちで一人で抱え込んで子育てしていたら


そんな時はどうか助けを求めてね。素直にね。


あなたを助けたいと思う人はたくさんいるんです。



🌼🌼



ドラマの中、病気になった彼女は

招待されたイースターの祭りで

自分が好きな祈りを読みました。



主よ

わたしを平和のためにお使いください


憎しみがあるところに

愛を置かせてください


争いがあるところに赦しを


疑いがあるところに信仰を


絶望があるところに希望を


闇があるところに光を


悲しみがあるところに喜びを


ああ主よ

慰められることより

慰めることをわたしが求めますように


(理解されるよりも理解することを求めますように)

ドラマ劇中はこの部分はないが、原文を調べたらこれも入ってました。


愛されるより

愛することを求めますように


なぜならわたしたちは

与えることによって受け取り

赦すことによって赦され


死ぬことによって

永遠の命を得られるからです





ーーーー


みんなから助けられた彼女は最後にこう祈りました。



さて。

自分が闇にいるとき、


とことん頼り助けられて

これでもかと愛情や豊かさを受け取りながら


与えられてきたように

与えてみよう。って思える。




まずは頼ってみてね💕



I pray for you.

Meg.


アンという名の少女