本日1記事目















母は、肺がタバコ肺でも気にはせず、



自分が先生や看護師さんの話を聞けてないことにショックを受ける。




そら、母も補聴器をしても

なかなかマスクをしてる人の口も見れず

読み取りにくく、


わたしがメモってきいて、

やっと理解できる膨大な情報を浴びてるのだ。


次から次へと専門的な話になり

ちょっとこちらが気を抜けば

全く理解できない。



あの薬あと何日分ありました?

こないだっていつ?

どんな症状?

いつから?

どんな頻度?

何年前?



先生はただ聞いてるだけだが

母は聞くこと、答えることに

先生のスピードの100倍かかる。





母の、老化ショックはしばらく続き


わたしは母を見て

76歳の老化の落ち込みを見せてもらう。



こないだまでできていたのに

できないショック。




そして、本人だけは沼に行き

見ている私は元気にサポートできることが嬉しい。



母が、

アンタがいて心強いよ!と復活して


頑固に1人で頑張ることを貫いた母は白旗をあげる。





帰りは夫が車で迎えに来て

2人がかりで母をサポート。




まだ体力が戻らない母は

昨日、退院以来初めてゴミ出し。



明日はリンゴを買いに

近所に出かけたいと言う♡



肺炎が治っても

息苦しいのはタバコ肺だから。

そう分かってスッキリ。





お母さんはね

あの時代タバコに助けられたからね〜🌸



あの時代、とは

父との結婚生活でタバコを覚え、ストレス解消していた時期のこと。


30代から、59歳まで

母はヘビースモーカーであった。



乳がんになり、

自分が我慢してきた全てを思い出し、

人生をあきらめながら

表現する代わりに

体を痛めつけて生きていた、といい、



あんなに我慢して

自分をいじめてバカバカしい。

とタバコをすっぱりとやめた。



娘の私がいくらタバコをやめてと心配しても

母は自分が決めた時にそれを選ぶ。




タバコ肺に、

あの時代、タバコに助けられたから。と言う母。



人の話を聞いてないことにショックを受ける母。



また降参して、娘たちに世話になる母。




わたしもこんな感じで見守られ、愛されてるんだなあ、と

母の落ち込みを見ながら安心している。





Meg.