本日2記事目



ちゃんとしてる人が好き。



常識的で、

会社員

既製服が似合う


夫がまさにめちゃくちゃタイプで


外見はスーツ姿、ザ☆サラリーマン



初めてみたとき、お手本のような人だ!と思ったのを覚えている。






というわたしも、

まとも。と言うのに憧れ、

普通、と言う響きが好きで



夢は会社員の妻で専業主婦でごくごく普通、常識的な家庭を築くのが夢。


短大を出たら、会社員になりヒールの靴をはいて通勤するのが夢だった。

それがかっこいい。と今も思う。



結婚後、どうしたら近所にいる主婦に馴染めるだろうか、と研究して

いつもすっぴんで、

皆が着てるような服を着てみたり

言葉遣いを真似したら



会う人会う人に、23歳の時に30代?と平気で聞かれ

23歳と言うとめちゃくちゃ驚かれた。





結婚後、おはよう奥さんという節約雑誌を本屋のおばさんからもらい、

世の中の人はこんなに細かくお金の計算をして生きているのかと驚いた。

(あまりに衝撃的で何年も熟読した)




わたしにとって

常識、というのは

わたしが経験してこなかった世界のことで

自分がみんなと違うことは大変な思いになることであった。




何をしても目立つ父が参観日に来るのが嫌だったし



働く大人がするような格好をしないで

わたしが友人と通学する途中、

モンキーバイクに乗った父がわたしに話しかけてくるのをガン無視して


友達が変なおじさんが見てる、、と話したことも恥ずかしかった。



みんながあるものがいいなあ。と憧れていた。


友人の家に行くと専業主婦のお母さんがクッキーを焼いてくれたり

スーツ姿のお父さんが車で送ってくれるのが


そのままわたしの夢になった。





さて。そう思い続けて

理想的な真面目な家庭で愛情たっぷりで育った夫と結婚して

前半、会社員の妻の生活を満喫したわたしが


なぜか今働いて

夫はわたしをサポートしてる。。笑笑



いまだにまともになれなくて

諦めきれなくて



でもわたしの周りには

会社員の娘や

夫や母が

そんなわたしが面白いと言ってくれて生きてる。



そしてわたしのきょうだいも誰も会社に勤める人にはならなかった。。



憧れと

自分がなれるものはかけ離れる。



でも、だからわたしの周りにも

わたしのような非常識で社会不適合な人が面白いと集まる。




わたしは夫が

実家の役場関係の書類に目を通し、やりとりしてることや、


母が薬の説明をよく読んだり

市政たよりを隅々までみることや


娘が事前に調べてたり、

取説を読めたり、

会社勤めができることを


ものすごい才能だと思ってる。




ついつい、

いいなあ。羨ましいなあ。と

思いながら

先祖から受け継がれ続けたたくさんの恵みを楽しみたいなと思っている





Meg.