本日2記事目




初めてお粥を炊飯器でタイマーセットして作ってみた。




ホテルのお粥っぽくて美味しい!!



昨日までは熱で動けず

今日は動けるけど胃が痛い。




人生の終わりを思い描いてみよう。

というと

大抵の人が、今は元気だからリアルに、動けなくなった自分を想像できない。



そらそうだ。




それでも、

自分が何にもできない体になりお世話されるばかりになったら


その時、人生で何を価値あるものとするだろう?と考える。




熱が出て

動けない時

お腹が痛くてしんどい時も


この人生で価値があることは何かなあ?と考えた。



お風呂に入れず頭がかゆい。

お化粧もせず

同じ服を着て



平熱を喜び

固形物を食べられることに希望がでて

痛みがない体がありがたい。


買い物に行ってくれる夫に、

不安な時間、話を聞いてくれる仲間に感謝する。




朝ごはんを作れること

花の水を取り替えられること

窓を開けて風をあびること

楽しそうなテレビをみて笑えること

サッと起きられること

体が軽いこと

お風呂に入られること

思考できること




気分転換にピアノを弾いてみたら、


ピアノが弾けるのは、

体がまっすぐな状態に耐えられる時だとわかった。



わたしが大事に思う価値観は


ささやかなことばかり。



ささやかなことすら、

叶わないことがあるから。





熱に冒されて、

難しいことは考えもできず


夫に何を食べたいか?と聞かれて

答えるのが、

考えることが難しかった。



うどん。

というと



うどんがなかったら?

と聞かれて

思考できないのだ。




ぐっすり眠れること。

ラジオ体操ができること。

ソファに座ってドラマを見られること。

お腹が空くこと。

音楽を聴いて感動すること。



こんなことが、

素晴らしく思える。




父や母は

老いていく道すがら、


わたしに、

まだまだ何でもできる。

何でもやってみなさい。


と言うのは

命の旅の先輩だからだ。




痛みと生きる母と

左側で生きる父の。





Baby Steps.

焦らずゆっくりね。

わたしもあなたも。



Meg.