本日1記事目




父が、我が家にキーボードを送ってきたのが、


今から14年前。わたし34歳。娘8歳。の時




めご子が好きそうだからオメだちさあげる。





父は音楽が好きで

わたしの実家には楽器部屋があった。


広い洋間に、夫婦のウォーターベッドと、


ドラム、エレキギター、アコースティックギター、アップライトピアノ、ステレオ

たくさんのレコードがひしめき合ってた場所。





その洋間で、

弟は中学生から仲間達と毎日セッションして色んな曲を演奏してた。





父は自分に買ったキーボードを、

孫が楽しめるように送ってきた。



そのことがきっかけにもなり

わたしは35歳ではじめてピアノを弾いてみたくなったのだ。




身近な人でピアノをやるのは、姉か弟で、


弟は独学で弾いてた。



わたしは全く習い事をしておらず、

ピアニカも嫌いだったし

人前で演奏するのが大の苦手。


ピアノも、発表会があるからやりたくなかったのだ。





父からキーボードが届いて数日後、

レンタルした映画がトウキョウソナタ






物語の中、少年がキーボードで弾く曲に衝撃受けた。





すぐに調べて

それはドビュッシーの月の光であることがわかって、


私は毎日、

月の光を聴いては

これを弾きたい。と思うようになっちゃった。


絶対弾く!って、、。






近所の、音楽の学校をでた友人に頼んで、

わたしはドレミもわからないんだけど


ドビュッシーの月の光だけ弾けるようになりたい。



と言ったら




無理!!と返された。





ピアノはまず基礎をしっかりやらないとダメ。


まずは指の動きの運動や楽譜の読み方。



彼女は自分がそうしてきた経緯を話してくれた。






なんだ。無理なのかあ。

と思ったけど

どうしたら弾けるのかなあと毎日考えていたわけです。



そうしたらね

ある日、彼女から



めぐちゃんがやりたいなら、

なんとかやってみようか?


昨日テレビで芸人さんがピアノに初挑戦しててすごく感動したんだ。



と。



それから彼女に、ピアノを習い始めた。



1~2週間に一回、彼女の弾くピアノを上から撮影して、家で1小節1日4時間弾く。


右を覚えたら左を覚えて

両手で弾いてみる。


これを毎日半年間やったら、

楽譜を読めないまま

月の光が弾けるようになった。

(指の数は減らしました)











35歳になっていたわたし。

やれば出来るんだ!

そう思えた体験。



隣にいた娘も私の真似をして

自由にキーボードを弾くようになった。


基礎なんかまるでないけど

自分が楽しむためだけに。




父や母もわたしの後に続いてピアノ習い始めた。


それから帰省するとみんなピアノを弾いて家族で発表会。







そして13年前から欲しかった電子ピアノを

昨日ようやく買いました♡


(ずっと鍵盤が少ないキーボードで満足してた)



(コロナ禍で今電子ピアノの生産が止まっていて注文しても来年になりそうだったのが、ネットみたらありました!)






さてさて

電子ピアノでまた月の光を

弾いてみよう♡

暗譜でしか弾けないデメリットはすぐ忘れること。。

指や体が思い出せるかな?


楽しみ。




Meg.